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【徹底比較】画像生成AIツール「Stable Diffusion」と「Midjourney」どっちがおすすめ?

Stable DiffusionとMidjourneyの比較

「AIで画像を生成したいけど、MidjourneyでWebブラウザ経由で始めたい」

「せっかくAIで画像を生成するなら、Stable Diffusionから徹底的に始めたほうが良いかもしれない」

さて、画像生成AIツールを選ぶとき、Stable DiffusionとMidjourneyのどちらにするかを多くの人が悩みます。

この記事では「Stable Diffusion」と「Midjourney」の違いについて、それぞれのメリット・デメリットや料金、使い方などを徹底比較してみました。どちらを選ぶべきか迷われている方は、ぜひ参考にしてください。

AI画像を高品質化したいお方に極めて簡単な方法を提供します。このソフトはStable DiffusionとMidjourneyで生成した画像をよりきれいに加工できます。画像の拡大も鮮明化も、専門知識がないお方でも気軽に完成できます。

「Stable Diffusion」と「Midjourney」の違いを徹底比較

「Stable Diffusion」と「Midjourney」の違いを、メリット・デメリット、料金、使い方などの8つの観点から比較していきます。どちらを選定するか悩んでいる方は、これからの解説をご参考ください。

(1)Stable DiffusionとMidjourneyの概要(特徴・機能)の比較

どちらも画像生成AIツールではありますが、提供会社や大きな特徴が異なります。このセクションではStable DiffusionとMidjourneyの概要(特徴・機能)を比較し、その違いを詳細に解説していきます。

Stable Diffusionの概要(特徴・機能)について

Stable Diffusionは、AIスタートアップ企業である英Stability AIが2022年に公開されたオープンソースのAI画像生成ツールです。

Stable Diffusionの機能
  • テキストから画像生成:Stable Diffusionは、テキストプロンプトに基づいて画像を生成することができます。例えば、「black cat, with glasses」というプロンプトを入力すると、メガネを掛けた黒猫の画像が生成されます。
  • 画像から画像生成:Stable Diffusionは、既存の画像をベースにして、新しい画像を生成することができます。例えば、人物の顔写真を元に、その人物が微笑んでいる画像を生成することができます。
  • 既存画像の編集と変換:Stable Diffusionは、既存の画像を編集または変換することができます。例えば、画像の一部をぼかしたり、別の画像と合成したりすることができます。
  • インペインティング:Stable Diffusionは、画像の一部を指定して、その部分を新しい内容に置き換えることができます。例えば、画像の背景を別の背景に置き換えることができます。
  • アニメーション:Stable Diffusionは、静止画の代わりにアニメーションを生成することができます。
Stable Diffusionの特徴
  • 高い画質:Stable Diffusionは、従来のモデルよりも高解像度でリアルな画像を生成することができます。
  • 安定性:Stable Diffusionは、生成結果がノイズやアーティファクトの影響を受けにくく、安定しています。
  • 柔軟性:Stable Diffusionは、テキストプロンプト、画像プロンプト、シード値などを組み合わせることで、様々なバリエーションの画像を生成することができます。
  • コントロール性:Stable Diffusionは、生成結果を細かくコントロールすることができ、思い通りの画像を生成しやすくなっています。
  • オープンソース:Stable Diffusionはオープンソースであり、誰でも自由に利用することができます。

Midjourneyの概要(特徴・機能)について

「Midjourney」は、デビット・ホルツ氏が設立した研究チームが2022年7月に公開された画像生成AIツールです。

Midjourneyの機能
  • テキストから画像生成:Midjourneyの核心機能は、テキストプロンプトから画像を生成することです。シンプルな言葉でもAIが解釈し、イメージを具現化します。
  • 画像編集:生成画像に色調補正、トリミング、リサイズなどの後処理が可能です。AIによる自動編集機能も搭載し、高度な編集ができます。
  • バリエーション生成:同じプロンプトで構図や色使い、質感を変えたバリエーション画像を生成し、理想に近い画像を見つけられます。
  • インペインティング:画像の一部を指定して、新しい内容に置き換えられます。例えば、顔の一部を変更したり、風景にオブジェクトを追加したりできます。
  • コミュニティ:Midjourneyには活発なユーザーコミュニティがあり、情報交換や作品発表が行われています。他のユーザーの作品からインスピレーションを得たり、自分の作品を公開してフィードバックをもらえます。
Midjourneyの特徴
  • 独創的で芸術的な画像生成:Midjourneyは、他のAI画像生成サービスよりも独創的で芸術的な画像を生成することができると評価されています。
  • 様々な生成スタイル:リアルな画像から、アニメ風やイラスト風の画像まで、様々なスタイルの画像を生成することができます。
  • 自然言語理解:Midjourneyは、自然言語を理解し、複雑な指示にも対応することができます。
  • バリエーション生成:入力したプロンプトに基づいて、複数のバリエーションの画像を生成することができます。
  • コミュニティ:Midjourneyには活発なコミュニティがあり、ユーザー同士で作品を共有したり、情報交換したりすることができます。

(2)Stable DiffusionとMidjourneyの料金の比較

Stable Diffusionは、利用方法によって料金体系が異なります。

ローカル環境での利用 Webサービスの利用
完全無料 無料プラン 有料プラン
1日10回まで画像生成可能、モデルはStable Diffusion 1 Baseのみ @、スタンダードプラン:月額8ドル、1日200回まで画像生成可能、モデルはStable Diffusion 1 BaseとStable Diffusion 2を含む;

A、プロプラン:月額15ドル、1日500回まで画像生成可能、モデルはStable Diffusion 1 Base、Stable Diffusion 2、DreamBoothを含む;

B、プロ+プラン:月額30ドル、無制限に画像生成可能、モデルはすべてのStable DiffusionモデルとDreamBoothを含む

Midjourneyは月額サブスクリプションで、4つの料金プランが用意されているため、自分のニーズや予算に合わせて最適なプランを選ぶことができます。

プラン 料金 機能
Basic 年間サブスクリプション 8ドル/月
月額サブスクリプション 10ドル/月
月200枚まで画像生成可能、Basic Stealth(非公開生成)不可
Standard 年間サブスクリプション 24ドル/月
月額サブスクリプション 30ドル/月
月無制限画像生成、Relax GPU Time無制限、Basic Stealth(非公開生成)不可
Pro 年間サブスクリプション 32ドル/月
月額サブスクリプション 40ドル/月
月無制限画像生成、Relax GPU Time無制限、Pro Stealth(非公開生成)
Mega 年間サブスクリプション 64ドル/月
月額サブスクリプション 80ドル/月
月無制限画像生成、Relax GPU Time無制限、Mega Stealth(非公開生成)

(3)Stable DiffusionとMidjourneyのメリット・デメリットの比較

Stable DiffusionとMidjourneyのメリット、デメリットを比較していきましょう。

Stable Diffusionのメリット・デメリット

メリット
  • 高解像度でリアルな画像を生成
  • ノイズやアーティファクトの影響を受けにくい
  • テキスト、画像プロンプト、シード値で多様な画像生成
  • 生成結果を細かく制御可能
  • 誰でも自由に利用・改変可能
  • ローカル環境で無料利用可
  • Webサービスで簡単に画像生成可能
デメリット
  • ローカル利用には高性能なGPUが必要
  • ローカル利用には専門知識が必要
  • Webサービス利用には料金が発生
  • 場合によっては、意図しないような画像が生成されることがある

Midjourneyのメリット・デメリット

メリット
  • プロンプトを深く理解し、独創的な画像を生成
  • 複雑な指示、多様な生成スタイル(静止画/アニメーション)に対応
  • バリエーション生成が可能
  • 活発なコミュニティで、作品の共有やフィードバック、新技術の学習が可能
  • インストール不要でWebブラウザで利用可能
  • シード値を設定し、同じプロンプトで異なる画像を生成可能
  • インペインティング機能を活用し、指定部分を新しい内容に置き換える
デメリット
  • 無料プランはなく、サブスクリプションは月額最低10ドル
  • Webブラウザ上で動作するため、インターネット環境が必要
  • 画像解像度は最大1000ピクセル、生成枚数はプラン次第。商用利用は追加料金
  • 現時点では日本語に対応していない
  • 動画の生成や、3Dモデルの生成などには対応していない

(4)Stable DiffusionとMidjourneyのモデルアーキテクチャの比較

Stable Diffusionは潜在拡散モデル「Latent Diffusion Model(LDM)」をベースとしたモデルを採用しています。高解像度でリアルな画像生成に優れています。

LDMの特徴
  • 高精度と安定性:ノイズやアーティファクトが少ないです。
  • 柔軟性:テキスト、シード値、画像プロンプトで多様な画像を生成できます。
  • 制御性:生成結果を細かくコントロールできます。

一方、Midjourneyは「VQ-VAE(Vector Quantized Variational Autoencoder) 」をベースとしたモデルを採用しています。独創的で芸術的な表現に優れています。

VQ-VAEの特徴
  • 独創的な表現:抽象的なアートや幻想的な世界を得意とします。
  • 高い表現力:様々なスタイルの画像を生成できます。
  • インタラクティブ:生成過程を操作して思い通りの画像を作成できます。

(5)Stable DiffusionとMidjourneyの使い方・操作性の比較

Stable Diffusionの使い方(ローカル環境での利用)

  • 必要なソフトウェア(AnacondaやGitなど)をダウンロード・インストールします。
  • Stable DiffusionのモデルをGitHubからダウンロードします。
  • 生成したい画像のイメージをテキストプロンプトで入力します。
  • コマンドプロンプトを使って、Stable Diffusionを実行し、画像を生成します。

Stable Diffusionの使い方(Webサービスでの利用)

  • Stable Diffusionの公式サイトにアクセスして、「txt2img」タブを開きます。
  • 生成したい画像のイメージをテキストプロンプトで入力します。
  • 「Generate」ボタンをクリックします。
  • 生成された画像は、ダウンロードしたり、共有したりすることができます。
  • Stable Diffusionの使い方

Midjourneyの使い方

  • Midjourneyの公式サイトにアクセスし、「Sign up」ボタンをクリックして、アカウントを作成します。
  • アカウント作成後、Midjourneyから送られてきた招待メールに記載されているリンクをクリックして、MidjourneyのDiscordサーバーに参加します。
  • Discordサーバーに参加したら、「NEWCOMER ROOMS」というチャンネルにある「newbies-数字」と書かれたチャットルームに参加します。
  • 参加したチャットルームのメッセージ入力欄に、生成したい画像のイメージをテキストプロンプトで入力します。
  • プロンプトを入力したら、「Enter」キーを押します。
  • Midjourneyが画像を生成し、チャットルームに表示し、気に入った画像をクリックして、ダウンロードしたり、共有したりすることができます。
  • Midjourneyの使い方

(6)Stable DiffusionとMidjourneyの生成画像の画質の比較

画質にこだわって画像生成AIサービスを選ぶなら、下記の比較表を参考にしてみてください。

  Stable Diffusion Midjourney
解像度とディテール 1000MP以上の高解像度画像が生成でき、ディテールも優れています 低解像度 (1000MP以下) の画像を生成しますが、ディテールはStable Diffusionに匹敵します
リアリティと表現力 フォトリアルな画像が得意で、風景画、人物画、製品画像など様々なジャンルに対応できます 独創的な画像が得意です。抽象アート、幻想的な世界、夢の風景などを表現できます
スタイルとバリエーション テキストプロンプトに加え、シード値や画像プロンプトを使うと多様な画像が生成できます スタイルやアスペクト比指定などで、詳細な指示による画像生成が可能です

(7)Stable DiffusionとMidjourneyの処理速度の比較

以下、Stable DiffusionとMidjourneyの処理速度を比較した表です。

  Stable Diffusion Midjourney
ローカル環境 高速(数秒〜数十秒) 対応不可
Webサービス 遅い(数十秒〜数分) 速い(数秒〜数十秒)
混雑状況の影響 大きい 小さい
その他 カスタムモデルで高速化可能 公式モデルのみ

ローカル環境で高性能なGPUを使用する場合、Stable Diffusionの方が高速に処理できます。

Webサービスでの利用の場合、Midjourneyの方がStable Diffusionよりも高速に処理される傾向があります。

ただし、Stable Diffusionは様々なカスタムモデルが公開され、モデルによってはStable Diffusionの方が速くなることもあります。

(8)Stable DiffusionとMidjourneyの向いている人

以下、Stable DiffusionとMidjourneyの向いている人をまとめた表です。

  Stable Diffusion Midjourney
求める画像 リアル、フォトリアル 独創的、芸術的
表現力 風景画、人物画、製品画像など 抽象画、幻想画、夢のような風景など
解像度 高解像度(1000MP以上) 比較的低い解像度(1000MP以下)
利用環境 ローカル環境(無料)
Webサービス(無料・有料プランあり)
Webサービスのみ(有料)
スタイル 様々なスタイルに対応 詳細な指示で生成
バリエーション 豊富 比較的少ない
カスタマイズ 自由 困難
生成速度 コントロール可 混雑状況によって変動
プログラミング知識 必要 不要
コミュニティ 比較的活発 活発

まとめ|Stable DiffusionとMidjourneyはどっちを選ぶべき?

本記事では、Stable DiffusionとMidjourneyを比較し、それぞれの機能・特徴、料金、使い方、処理速度などの違いを解説しましたが、一概にどちらが良いとは言い切れません。

Stable DiffusionとMidjourneyは、どちらも高品質な画像を生成でき、それぞれ異なる特徴と強みを持っています。どちらを選ぶべきかは、両方のサービスを試してみて、あなたのニーズと目的に合ったものを見つけることをおすすめします。

Stable DiffusionとMidjourneyで生成した画像をアップスケールするベストな方法を探す方へ

優れた品質と速さを保ちながらStable DiffusionとMidjourneyで生成した画像を4K/8K/32Kまでアップスケールするには、画像の高画質・高解像度に特化したソフト 「Aiarty Image Enhancer」の導入を検討することをお勧めします。

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「Aiarty Image Enhancer」の主な機能
🟢 画像の解像度を4K/8K/32Kまで向上させます。
🟢 豊富なAIモデル、あらゆる画像の画質向上や修復が手軽に行えます。
🟢 選択したAIモデルによって、拡大などの設定を自由にカスタマイズできます。
🟢 高度なノイズ除去・ぼかし除去・ブレ補正・プロンプト抽出・テキスト挿入機能も付きます。

編集者:ミユキ

この記事を書いた人:ミユキ

Digiartyに従事し、現在は主にAI系の記事制作(人工知能ソリューションの活用方法、ソフトウェア、トレンド情報)を担当しています。初心者目線で親しみやすい記事作りを心がけています。