Stable Diffusionは無料?Stable Diffusionの使用料金、無料で使えるWebサービスを解説!
近年、画像生成AI 「Stable Diffusion」はニュースやインターネット、SNS上で大きな話題を呼んでいます。
「私はStable Diffusionで画像生成を試してみたいけど、一体Stable Diffusionは無料で使えるか」という質問を持つ人がいるでしょう?
本記事では使用環境によってはStable Diffusionの使用料金、及びStable Diffusionを無料で利用できるWEBサービスを解説していきます。Stable Diffusionを使用することを検討している方、必見です。
より大きなAI画像がほしがるお方は、このソフトでStable Diffusionが作成した画像を拡大できます。最大8倍に拡大でき、その同時に鮮明化も高画質化も自動的に完成してくれます。
Stable Diffusionとは
開発元 | Stability AI |
利用環境 | ローカル環境/Webブラウザ |
商用利用&配布 | 可能 |
公式サイト | https://ja.stability.ai/stable-diffusion |
Stable DiffusionはStability AI社によってリリースされる画像生成AIです。
主に以下の3つの機能が搭載されています。
- ✅ テキストから画像への生成;
- ✅ 画像から画像への生成;
- ✅ 画像の修復と拡張;
プロンプトとネガティブプロンプトを入力するだけで画像生成を実現できます。
モデルやプロンプトの組み合わせによるリアルからアニメ調まで多様なスタイルの画像生成をサポートします。
Stable Diffusion には、Diffusion Model(拡散モデル)というアルゴリズムが採用されているので、生成した画像の精度や品質が高いです。
必要に応じて機能をカスタマイズすることも可能です。
さらに、モデル素材や拡張機能も日々増え続けていて、画像生成の創造性の限界を押し広げることができます。
[メモ]:今の最新バージョンはStable Diffusion 3です。
Stable Diffusionは無料で使えるか?
Stable Diffusionは 全世界に向けてオープンソースとして無償公開されたことで話題になった画像生成AIなので、基本的に無料で利用できます。
でも、利用環境によって、制限があるし、使用料金がかかる可能性もあります。
今や、Stable Diffusionはローカル環境とWebブラウザ上の両方で利用できます。利用環境に応じて、Stable Diffusionの料金や制限を詳しく説明していきます。
ローカル環境
料金 | 完全無料 |
機能制限 | なし |
生成枚数制限 | なし |
Stable Diffusionは完全に無料でダウンロード可能です。それに加えて、インストール後、すべての機能も無料・無制限で利用することができます。
つまり、ローカル環境でStable Diffusionは簡単に無料で使えます。
生成枚数やプロンプトの制限などが一切ありません。
さらに、多数の機能があり、カスタマイズの自由度が高いです。既存のサービスとの連携や新しい機能の追加が可能です。
「Stable Diffusionで画像生成を本格的に行いたい人」「Stable Diffusionをしっかり使いたい人」にオススメです。
ただし、 Stable Diffusionを利用するためのローカル環境を構築するには、以下の3つのものをダウンロードし、インストールする必要があります。
- Python(3.10.6) (プログラム言語のパッケージ)
- Git(プログラムのファイルを管理するためのシステム)
- Stable Diffusion Web UI(Stable Diffusion本体)
その手間は複雑です。初心者にはかなりのハードルがあります。
それに、高スペック&GPU搭載型のWindwos PCが必要なことを注意しなければなりません。
- OS: デスクトップ型 Windows10-11(64bit)
- CPU: IntelCore i5〜Core i7、AMD Ryzen 5〜7
- GPU: RTXシリーズのVRAM 12GB以上
- メモリ:16GB〜32GB
- ストレージ:512GB以上
Webブラウザ
料金 | 無料・有料あり |
機能制限 | あり |
生成枚数制限 | あり |
今まで、ブラウザ上でStable Diffusionを使えるWebサービスは、数多く存在します。例えば、
- ✅ Stable Diffusion Online
- ✅ Dream Studio
- ✅ Leonaldo AI
- ✅ Hugging Face
- ✅ Mage.space
- ✅ Clipdrop
これらのWebサービスを経由して、Stable DiffusionをPCやスマホのブラウザから手軽に利用することができます。
Stable DiffusionのWebサービスを利用すれば、PCスペックや環境構築の手間を心配する必要がありません。インターネット環境さえ整っていれば誰でも気軽に使えます。
ただし、Stable DiffusionのWebサービスの基本的な画像生成機能が似ていますが、利用できる機能やモデル、細かい設定やなどに差があります。
また、Webサービスによっては利用料金がかかることがあります。生成できる画像の枚数やプロンプトの入力に制限もあるかもしれません。
Stable Diffusionを無料で使えるWebサービス2選
以下では、Stable Diffusionを無料で使えるおすすめのWebサービスを2つ紹介します。
Stable Diffusion Online
Stable Diffusion OnlineはStable DiffusionをWEBブラウザ上で使える画像生成AIであり、テキストを打ち込むと、人物や動物、風景などのイメージに近い画像が無料で生成できます。
その特徴は機能がシンプルで使いやすいです。機能や設定をカスタマイズすることができません。
無料でログインすると、24時間ごとに10付与クレジットされます。つまり、基本的に無料で使えます。
ただし、1クレジットで1枚の画像を生成できます。一定以上の枚数を生成すると、使用料金がかかるので、ご注意ください。
DreamStudio
DreamStudioはStable Diffusionの開発元であるStability AI社が運営しているWebサービスです。
Stable Diffusionをもとにして、プロンプトを入力するだけで多様な画像が生成できます。
特に、最新のStable Diffusion XLを使用できるので、画像生成の速度や生成した画像のクオリティを向上させます。
生成した画像は商用利用、配布なども可能です。
なお、DreamStudio をログインする時、25クレジットが付与されます。これにより、約125枚の画像を無料で生成可能です。
無料でStable Diffusionを使えるWebサービスときたら、DreamStudioは定番の一つです。
まとめ
オープンソースで提供されている画像生成AI「Stable Diffusion」は基本的に無料で利用することができます。
特にローカル環境で使う場合、機能や枚数、プロンプトなども一切ありません。カスタマイズ性も高いです。Stable Diffusionをしっかり活用したいなら、自分のパソコンに環境を構築することをおすすめします。
Stable Diffusionを無料で使えるWebサービスは制限がありますが、確かに便利です。初心者にも画像生成を気軽に行いたい場合、上で紹介した「Stable Diffusion Online」「DreamStudio」がオススメです。
- 注意
- Stable Diffusionで生成した画像の品質がイマイチだと感じられる場合、専門のAI写真高画質ソフト「Aiarty Image Enhancer」を使って、さらに画像の高画質化・拡大を行いましょう!
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Aiarty Image Enhancer - さらに画像の画質を向上させる
AIによる画像を高品質化・拡大するための専門ソフトです。生成画像の細部までしっかりと捉えて鮮明さを強調し、ノイズ・ぼかしを除去し、超高解像度の画像に変換できます。
この記事を書いた人:莉子
AI(人工知能)を活用したツールとその活用法等に関するコンテンツ制作を担当しています。読者目線で分かりやすいAI系の記事作りを心がけています。