【Midjourney使い方】Midjourney初心者向けステップバイステップガイド:始め方から生成した画像の保存まで
Midjourneyは、AIを利用してテキストプロンプトから自動的に画像を生成する画期的なツールです。クリエイティブなプロジェクトやデザインに幅広く活用されており、個人から企業まで多くのユーザーに支持されています。
本記事では、Midjourneyの基本的な情報から商用利用の可否、料金プラン、具体的な使用方法まで、詳しく解説します。Midjourneyの導入から実際の使い方までをステップバイステップで説明することで、初心者でも簡単に理解し、活用できるようにサポートします。これからMidjourneyを始めたいと考えている方にとって必見の内容となっています。
Midjourneyについて
Midjourneyを始めたい方のために、Midjourneyの概要、商用利用の可否、料金プラン、そして無料版の有無について詳しく解説します。
1. Midjourneyとは
Midjourneyは、人工知能(AI)を用いてテキストプロンプトに基づいて高品質な画像を生成するサービスです。主にDiscordを介して操作し、ユーザーがプロンプトを入力するとAIが画像を生成します。更に拡大・バリエーション作成機能も充実しており、クリエイターやデザイナーにとって非常に便利なツールとなっています。
Midjourneyを利用して生成した画像の画質に満足できないことがありますが、その問題を解決するために「Aiarty Image Enhancer」をおすすめします。
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Aiarty Image Enhancer - 無料なAIアート画像高画質化ソフト
AIテクノロジーを採用して、インテリジェント的にMidjourneyで生成したAIアート画像の画質を強化、ディテールを補正できます。
Aiarty Image Enhancerは、AIアート画像の高画質化に特化した画像高画質化ソフトで、最大8倍までの解像度拡大が可能です。このソフトウェアを使用することで、Midjourneyで生成した画像の粗さやぼやけた部分を大幅に改善し、より鮮明で詳細な画像に仕上げることができます。
特に、AIアート画像のトレーニングに最適化されており、AIアート特有のスタイルやディテールを損なうことなく、画像の画質を格段に向上させることができます。画像の解像度を上げることで、細部のディテールや色彩の深みが際立ち、視覚的にさらに魅力的な作品に仕上げることが可能です。Aiarty Image Enhancerを活用することで、Midjourneyで作成したアート画像をプロフェッショナルなレベルまで高めることができるため、ぜひ試してみてください。
2. Midjourney 商用利用
Midjourneyで生成した画像のコピーライト(著作権)はMidjourneyに永久に帰属しますが、生成した画像の商用利用は可能です。ただし、Midjourneyを商用利用する際には、利用規約とライセンスについて十分に理解しておくことが重要です。
Midjourney subscribers own all the images they’ve created, even if their subscription has expired, and they’re free to use those images however they’d like. There are two small exceptions:
● If you upscale an image of another user, that upscale is owned by the original creator, not by you. It will appear in their gallery on the website instead of yours, and you’ll need their permission to use it.
● If you are a business grossing more than $1,000,000 USD a year, you need a Pro or Mega Plan to use your images commercially for your company.
日本語翻訳↓↓↓
Midjourneyの購読者は、購読期間が終了していても、自分が作成したすべての画像を所有しており、それらの画像を自由に使用することができます。ただし、以下の2つの例外があります:
● 他のユーザーの画像をアップスケールした場合、そのアップスケールされた画像の所有権はあなたではなく元の作成者にあります。アップスケールされた画像は、あなたのギャラリーではなく元の作成者のギャラリーに表示され、その画像を使用するには元の作成者の許可が必要です。
● 年間収益が1,000,000 USDを超える企業の場合、自社の商業利用のためにはプロプランまたはメガプランに加入する必要があります。
Midjourneyを使った商用利用に関する全てを網羅したガイドです。Midjourney商用利用の条件、生成画像の著作権に関する詳細、そして利用時の重要な注意点を分かりやすく解説。クリエイターや企業が安心してMidJourneyを活用できるようサポートします。
3. Midjourney 料金
Midjourneyには、さまざまなニーズに対応する複数のサブスクリプションプランが用意されています。
Basicプラン | Standardプラン | Proプラン | Megaプラン | |
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月間プラン | $10 | $30 | $60 | $120 |
年間プラン (20% オフ/月) |
$96($8 / 月) | $288($24 / 月) | $576($48 / 月) | $1152($96 / 月) |
高速生成 (Fast GPU Time) |
3.3 h/月 | 15 h/月 | 30 h/月 | 60 h/月 |
ゆっくり画像生成 (Relax GPU Time) |
無制限 | 無制限 | 無制限 | |
追加の高速生成時間 (Purchase Extra GPU Time) |
$4/h | $4/h | $4/h | $4/h |
ダイレクトメッセージで一人で作業する | ||||
ステルスモード | ||||
最大同時画像生成数 | 3枚高速生成 10枚待機中 |
3枚高速生成 10枚待機中 |
12枚高速生成 3枚ゆっくり画像生成 10枚待機中 |
12枚高速生成 3枚ゆっくり画像生成 10枚待機中 |
画像を評価して無料高速生成時間を獲得 |
4. Midjourney無料版
以前、Midjourneyはユーザーが基本的な機能を試すための無料プランが提供されていましたが、サービスの人気と運営コストの増加に伴い、2023年3月28日から、無料版の提供が停止されました。
Midjourney(ミッドジャーニー)に無料版あるのか、料金プランの比較、そしてMidjourney無料版の代替になる画像生成AIなどを解説していきます。「ミッドジャーニーを無料で使用したい!」という方は、ぜひ参考にしてください。
Midjourneyの始め方
Midjourneyを始めるためのステップを以下にまとめました。
1. Discordに登録
まず、Midjourneyを利用するにはDiscordアカウントが必要です。まだアカウントを持っていない場合は、Discordの公式サイトにアクセスし、アカウントを作成してください。
🔶 STEP 1. Discordの公式ページにアクセス
Discordアカウントの登録ページ(https://discord.com/register)にアクセスします。
🔶 STEP 2. 情報入力
メールアドレスやユーザー名、パスワードなどの必要情報を入力してアカウントを作成します。
🔶 STEP 3. Discordの利用
メール認証を完了し、Discordアプリをダウンロードしてインストールします(PC、スマホ、タブレットなどのデバイスに対応しています)。また、ブラウザでWeb版の利用も可能です。
2. MidjourneyをDiscordと連携
次に、Midjourneyの公式Discordサーバーに参加します。
🔶 STEP 1. Midjourney登録
Midjourneyの公式サイト(midjourney.com)にアクセスして、「Sign Up」ボタンをクリックします。
🔶 STEP 2. Midjourneyの招待を受ける
MidjourneyのDiscordサーバーへの招待リンクが表示されるので、「招待を受ける」をクリックしてサーバーに参加します。
🔶 STEP 3. Discordを開く
「Discordで開く」ボタンをクリックしたら、Discordサイトが開きます。
3. 利用規約への同意
Midjourneyを利用する前に、利用規約とライセンス条件に同意する必要があります。
🔶 STEP 1. Midjourney BotとのDMを開く
左側のDiscordのアイコン(ダイレクトメッセージ)をクリックして、「Midjourney Bot」を選択します。MidjourneyのDMが開きます。
🔶 STEP 2. Midjourney利用規約への同意
https://docs.midjourney.com/docs/terms-of-serviceにアクセスして、Midjourneyの利用規約を確認してから「Acccept TOS」のボタンを押してください。
4. 料金プランの選択
Midjourney無料トライアルが廃止されたので、Midjourneyのサービスを利用するには、有料プランに加入する必要があります。
🔶 STEP 1. Midjourney購入ページにアクセス
Midjourneyの購入ページ(https://www.midjourney.com/account)にアクセスします。
🔶 STEP 2. 料金プランの選択
自分のニーズに合ったMidjourney料金プランを選択します。基本プランからプロプラン、エンタープライズプランまで、さまざまなオプションがあります。
🔶 STEP 3. 料金支払い
支払い情報を入力し、サブスクリプションを開始します。
Midjourneyの使い方
Midjourneyを使いこなすことで、簡単に高品質な画像を生成し、プロジェクトやデザインの幅を広げることができます。ここでは、Midjourneyの基本的な使い方から、より高度な操作までを詳しく説明します。
1. Midjourney使い方:プロンプトによって画像を生成する方法
Midjourneyの最も基本的な機能は、テキストプロンプトを使用して画像を生成することです。具体的な操作手順は以下の通りです。
🔶 STEP 1. DMまたはチャンネルを開く
Midjourneyを利用して画像を生成するには、Discordの「newbies-〇〇」「general-〇〇」などのチャンネル、または「Midjourney Bot」とのDMを使用します。
● 「Midjourney Bot」とのDMを利用する場合:Discordのアイコン→「Midjourney Bot」の順でクリックする
● チャンネルを利用する場合:Midjourneyのアイコン→「newbies-〇〇」/「general-〇〇」の順でクリックする
🔶 STEP 2. プロンプト入力
メッセージボックスで、「/」を入力して「/imagine prompt」を選択します。メッセージボックスでプロンプトの入力欄が表示されて、生成したい画像の説明(プロンプト)を入力します。
Midjourneyプロンプトについての紹介は下の記事をご参照ください。
この記事では、Midjourney(ミッドジャーニー)を使用する上で不可欠なプロンプト(呪文)の基本情報、プロンプトの書き方のコツや例文、Midjourneyで使えるプロンプトテンプレートを分かりやすく解説します。
🔶 STEP 3. 画像の生成
キーボードで「Enter」キーをおして、プロンプトを送信すると、AIがその説明に基づいた画像を生成します。数秒から数分で画像が表示されます。
2. Midjourney使い方:画像から画像を生成する方法
Midjourneyでは、既存の画像を基に新しい画像を生成することも可能です。
🔶 STEP 1. 元画像のアップロード
「+」→「ファイルをアップロード」の順でクリックし、元画像をアップロードします。
※ 入力できる画像の拡張子:.png, .gif, .webp, .jpg, .jpeg
🔶 STEP 2. プロンプトの追加
アップロードされた画像をクリックしてから右クリックします。アップロードした画像のURLをコピーし、「/imagine」を入力して、スペースキーを押します。「prompt」の後にrulを貼り付け、さらに指示を追加します。例:「/imagine https://example.com/image.jpg young woman with glasses」。
🔶 STEP 3. 新しい画像の生成
送信すれば、元画像をベースに、指定したプロンプトに応じた新しい画像が生成されます。
3. Midjourney使い方:複数の画像を組み合わせて新しい画像を生成する方法
Midjourneyのブレンド機能を利用したら、複数の画像を組み合わせて新しい画像を生成することができます。これは、異なる要素やスタイルを融合させて、ユニークでクリエイティブなビジュアルを作成するのに役立ちます。
🔶 STEP 1. ブレンド機能を有効に
テキストボックスで、「/blend」を入力して、スペースキーを押したら、ソース画像のアップロード画面が表示されます。
🔶 STEP 2. ソース画像アップロード
ドラッグ&ドロップまたはクリックによって、ソース画像をアップロードします。
テキストボックスで、続いて「image3」を入力して、画像を更にアップロードできます。最大5枚までアップロード可能です。
🔶 STEP 3. 新しい画像を生成
コマンドを実行すると、MidjourneyのAIが画像をブレンドし、新しい画像を生成します。
4. Midjourney使い方:生成した画像にさらに指示を加える方法
Midjourneyを使用すると、プロンプトに基づいてAIが4つの画像を生成します。これらの画像に対して、さらに操作を加えるためのボタン「U1〜4」と「V1〜4」が表示されて、Midjourneyで、生成した画像に対して、アップスケーリングやズームアウトなどの操作を行うことができます。
🔢 左上が1、右上が2、左下が3、右下が4です。
「U」は「アップスケール(Upscale)」の略で、選択した画像を高解像度にするためのボタンです。
アップスケールを行うと、選択した画像が高解像度で表示され、ディテールがよりはっきりします。これにより、細部まで鮮明な画像を得ることができます。
「V」は「バリエーション(Variation)」の略で、選択した画像を基に新たなバリエーションを生成するためのボタンです。
バリエーションを作成すると、元の画像の要素を引き継ぎつつ、異なる構図やディテールを持つ新しい画像が生成されます。これで、同じプロンプトからさまざまなアレンジを楽しむことができます。
「U1〜4」または「V1〜4」を選択したら、解像度を上げた後に複数のボタンがさらに出てきます。これらのボタンは、それぞれ異なる画像処理オプションを提供し、生成された画像の編集や調整を行うために使用されます。ユーザーの希望に合わせた最適なビジュアルを作成できます。
Upscale (Subtle):画像を高解像度にアップスケールする際に、細かなディテールを微妙に強調します。画像の全体的な構造やスタイルを大きく変更せずに、シャープネスやディテールを向上させます。
Upscale (Creative):画像を高解像度にアップスケールする際に、クリエイティブなエフェクトを加えます。元の画像に対して大きな変更や新しい要素を追加し、よりアーティスティックで独創的な結果を生成します。
Vary (Subtle):元の画像のスタイルや構造を大きく変えずに、微妙に異なるバリエーションを生成します。元のコンセプトを保持しつつ、新しい視点やディテールを追加します。
Vary (Strong):元の画像のスタイルや構造を大きく変えて、新しいバリエーションを生成します。元の画像から大きく逸脱し、異なる解釈や大きな変化を加えます。
Vary (Region):画像の特定の領域を選択して、その部分を変更するバリエーションを生成します。特定のエリアだけを変更したい場合に使用します。
Zoom Out 2x:元の画像から2倍の距離にズームアウトします。より広範な視点を提供し、画像の全体的なコンテキストや背景を追加するために使用されます。
Zoom Out 1.5x:元の画像から1.5倍の距離にズームアウトします。Zoom Out 2xと同様に、広い視野を提供しますが、少し控えめなズームアウトです。
Custom Zoom:ユーザーがカスタムのズームレベルを設定して、画像をズームアウトする機能です。具体的なズーム倍率を指定して、画像の見え方を調整します。
5. Midjourney使い方:生成した画像を保存する方法
Midjourneyで生成した画像をクリックして拡大します。そして、右クリックして、「名前を付けて画像を保存」をクリックしたら、生成した画像をパソコンに保存することができます。
まとめ
本記事では、Midjourneyの始め方と使い方を詳しく解説しました。Midjourneyを用いて思い通りの画像を生成する楽しさや便利さを体験できたでしょうか。もし、生成した画像の画質や解像度に満足できない場合は、Aiarty Image Enhancerを利用して画像を拡大したり、画質を向上させることをお勧めします。MidjourneyとAiarty Image Enhancerを組み合わせて、あなたのアイデアをより魅力的な形に仕上げてください。
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Aiarty Image Enhancer - 無料なAIアート画像高画質化ソフト
AIテクノロジーを採用して、インテリジェント的にMidjourneyで生成したAIアート画像の画質を強化、ディテールを補正できます。
この記事を書いた人:なな
画像処理と人工知能に興味があります。AI技術を活用した画像高画質化、生成、背景透過・変更についての記事を執筆し、読者にわかりやすく手法やソフトの使い方、問題点を伝えています。