Aiarty Image Enhancer
画像の細部まで美しく再現できる高画質化AI
  • 細部加工:微細なディテールを鮮明に再現NEW
  • 画像拡大:4K/8K/32KまでのアップスケールHOT
  • 解像度の向上:低解像度の画像を高解像度化

画像生成AI Midjourneyとは?主な特徴・機能、使い方、プラン・料金、V7などの最新情報を徹底解説

Midjourney AI

近年、AI技術を活用したアート生成ツールの進化が目覚ましく、その中でも「MidJourney AI」は特に注目を集めています。この最先端のツールは、ユーザーが入力したテキストをもとに、驚くほど精密で芸術性の高い画像を生成することができるプラットフォームです。

この記事では、画像生成AI「MidJourney」の詳細に迫り、その特徴や機能、使い方、さらにプランや料金、新バージョンMidJourney V7などの最新情報についてわかりやすく解説していきます。

(1)、画像生成AI Midjourney(ミッドジャーニー)とは

  • 公式サイト:https://www.midjourney.com/

mj ai作画とは、Midjourney AI作画の略であり、このMidjourneyは非常に有名なAI絵画ソフトウェアを指します。その人気と影響力の広がりから、AI作画といえば多くの人が真っ先にMidjourneyを想起するほど、ある種の象徴的存在となっています。例えるなら、Photoshop(通称PS)がグラフィックデザイン分野で広く認知されているような立ち位置といえるでしょう。

Midjourneyは、サンフランシスコに拠点を置く独立研究所Midjourney, Inc.によって開発・運営されている生成型人工知能(AI)を用いた作画ソフトウェアです。このソフトウェアは、自然言語によるテキスト入力(プロンプト)を基に画像を生成する仕組みを持ち、OpenAIのDALL-EやStability AIのStable Diffusionと似たタイプの技術を使用しています。ただし、Midjourneyには独自の特徴もあり、その利用プロセスは主にDiscordと連携して行われます。

具体的には、Midjourneyのサービス自体には専用のウェブサイトが存在するものの、ユーザーとのインタラクションはすべてDiscordプラットフォームを介して行われます。ユーザーはDiscord内で専用のBotを通じて操作を行い、コマンド入力によって画像生成を依頼します。例えば、/imagine vibrant color scheme --ar 2:3 --v 5 のようなコマンドを入力して実行すると、Midjourneyはそれに基づいた4つの画像案を即座に返します。このように、シンプルで直感的な操作性が特徴と言えるでしょう。

  • 使いやすい:初心者向けに開発されたため、めっちゃ使いやすい。
  • 効果的:精度の高いAIで、画像を劇的に高画質にすることが可能。
  • 効率性:最大100枚の画像を同時に処理、効率性の向上を実現。
  • 無料:すべての機能が無料で利用できます。

(2)、MidJourney AIの主な特徴・機能

Midjourney AIの主な機能と特徴を以下に整理して解説します。

  • 多彩なAI描画ツール
  • Midjourneyは、ユーザーが入力したテキストをもとに、高品質で多様な画像を生成するAIツールです。例えば、「素朴な山小屋」といったシンプルな指示だけで、関連する画像を自動的に作成できます。さらに、リアリズムや印象派、抽象芸術、漫画風など、さまざまなスタイルに対応しており、ユーザーの幅広い要望に応える柔軟性が備わっています。
  • 豊かなディテール表現
  • 建物の質感や衣服のひだといった細部まで精密に描写することが可能です。また、ゴッホ風の絵画や日本アニメ風のキャラクターデザインなど、特定のスタイルにも柔軟に対応し、イメージを忠実に視覚化できます。
  • シンプルで直感的な操作
  • 自然言語を使った簡単なテキスト入力だけでMidjourneyに指示できるため、専門的なスキルやソフトウェア知識がなくても利用可能です。これにより、多くの人にとって手軽で親しみやすいツールとなっています。
  • 創造力のサポート
  • アーティストやデザイナーが想像力を広げられるよう補助する機能も豊富です。例えば、SF作品制作においては、独創的なエイリアンや未来的な建造物などを生成でき、新たなアイデアや制作の方向性を生み出す助けとなります。
  • 多様なバリエーション提案
  • 一つのテキスト説明にもとづき、異なる構成や色合い、ディテールを持つ複数のバリエーションを生成する機能があります。この機能により選択肢が広がり、理想的な素材を効率的に見つけることができます。

(3)MidJourney AIの初期設定と基本的な使い方

MidJourney AIの初期設定と基本的な使い方について説明します。

  • STEP1:アカウントの作成とアクセス

    まず、MidJourney AIを利用するためには公式ウェブサイトにアクセスし、アカウントを作成してください。登録にはメールアドレスが必要です。一部のサービスではDiscordなどの連携が求められることがあるので、その際はアプリのインストールも忘れずに行ってください。

  • STEP2:プランを選択する

    Midjourney AIは、2023年3月28日より無料トライアルを終了し、現在は有料のサブスクリプション方式のみで提供されています。利用可能なプランは以下の通りです。

    • Basicプラン
    • 月額約10ドル(毎月契約の場合)。高速モードでの利用時間は約3.3時間(最大200枚の画像生成が可能)。
    • Standardプラン
    • 月額約30ドル。高速モードで15時間利用可能。高速モード時間を超過した場合でも、低速モードで無制限に画像生成ができます。
    • Proプラン
    • 月額約60ドル。高速モードで30時間利用可能に加え、プロンプトを非公開にできる「ステルスモード」の利用が可能。
    • Megaプラン
    • 月額約120ドル。高速モードでの利用時間が60時間に増え、Proプランと同様にステルスモードが利用可能。

    さらに、年間契約を選ぶことで月額料金が約20%割引されるため、長期間利用する場合にはより経済的な選択となります。

    このように、現在Midjourney AIを利用するためには、無料プランはなく、有料プランの中から利用目的や頻度に合ったものを選ぶ必要があります。

  • STEP3:インターフェースと基本機能を確認する

    ログイン後、MidJourneyのダッシュボードまたは操作画面にアクセスします。ここで入力フォームや設定メニュー、チュートリアルなどが表示されます。最初にどのような機能が提供されているか一通り確認しましょう。

  • STEP4:初期設定を行う

    利用目的に合わせて言語設定(日本語対応もある場合が多い)、通知設定、モデルのバージョンや出力形式などを調整します。これらの設定は普段の使い勝手に大きく影響するので、丁寧に調整することをお勧めします。

  • STEP5:プロンプト入力とAI活用

    MidJourneyの主な機能にアクセスするためにはプロンプトを入力します。たとえば、画像生成の場合、具体的なイメージや希望をテキストで入力すると、それに基づいたコンテンツが生成されます。プロンプトの書き方次第で結果が大きく異なるため、慣れるまでは簡単な指示から始めると良いでしょう。

    • 主題
    • 生成したい画像の中心となるテーマ(例:Japanese woman, cute dog, futuristic building)
    • 補足
    • 主題を補完する情報(例:black hair, minimalist design, neon-lit streets)
    • スタイル・テイスト
    • 画像の作風や雰囲気(例:oil painting, photorealistic, cyberpunk)
    • 構図や照明
    • 具体的な構図やライティングの指定(例:portrait, natural lighting, dramatic angle)
    • パラメーター
    • 画像の出力比率や品質、その他の細かい設定(例:--ar 16:9, --q 2, --no lowres)
  • STEP6:出力結果の保存・調整

    作成されたコンテンツはダウンロードしたりシェアしたりできます。また、結果が期待通りでない場合はフィードバック機能やプロンプトの再編集を試してみてください。

  • STEP7:コミュニティやサポートの活用

    MidJourneyでは、ユーザー同士がアイデアを共有したり疑問を解決したりするためのコミュニティが整備されています。操作に関する不明点が出てきたり、さらに機能を活用したいと感じた際には、これらのリソースを積極的に活用してみましょう。

    このように、基本的な手順を踏めばMidJourney AIの利用をスタートできます。最初は機能に慣れることを目標にし、少しずつその活用の幅を広げていくのがおすすめです。

    • ● Discordコミュニティ
    • 2000万人以上が活発に参加している場で、作品の共有やフィードバックの交換、共同制作などが盛んに行われています。
    • ● パブリックギャラリー
    • 最新のトレンドや、コミュニティに注目された作品を探すことができ、アイデアを得る場としても最適です。

(4)、MidJourney AIの新バージョンMidJourney V7

最新バージョンMidJourney V7では、画像生成能力がさらに向上し、特に自然言語理解能力が飛躍的に改善されました。結果として、繊細で複雑なテキストプロンプトにも高精度で対応可能になり、クリエイティブな表現力の幅が大きく広がっています。

この進化により、初心者であっても専門的な知識なしで高度なアート作品を容易に作成できるよう工夫されています。

バージョン7(MidJourney V7)のリリース(予定)

2025年3月20日の公式進捗連絡会で、MidJourney V7は「最終調整段階」に入り、順調なら2025年4月上旬に一般公開される可能性が示されました。

MidJourney V7の主要な新機能と技術革新(予想)

  • 1プロンプト理解の高度化
  • 複雑な指示の解釈:従来の「データ汚染」(特定プロンプトとスタイルの不自然な結びつき)を軽滅し、ユーザーの意図をより正確に反映。
  • Omni-Reference機能:複数の参照画像を組み合わせて一貫性のある画像を生成(例:Aの顔+Bの服装を融合)。
  • 2画質とリアリズムの飛躍的向上
  • 皮膚テクスチャと細部の改善:人物生成時の「蝋像感」を大幅に低減し、皮膚の質感や毛髪のディテールを精緻化。
  • アジア人像の最適化:顔の立体感や肌の色調が自然に表現されるよう進化。
  • 動物・物体のリアルさ:昆虫の微細な構造や食品の質感(例:三明治のパンの焼き色)まで再現。
    • Aiarty Image Enhancer - 画像高画質化・拡大フリーソフト

      深層学習を活用し、ぼやけやノイズを自動修正します。低解像度の写真では肌や髪の質感を自然に鮮明化し、AI生成アートの「プラスチック感」を軽減し詳細を補完します。最大8倍まで非破壊的に拡大でき、32K解像度に対応。デザイナーの高精度素材制作やスマホ写真のポスター使用にも役立ちます。

  • 3ワークフローの効率化
  • バッチ生成機能:一度に最大8枚の画像を生成可能に(従来は4枚)。
  • オンラインエディターの強化:深度マップを活用した画像編集や局所的な修正機能を統合。

(5)、MidJourney AIに関するよくあるご質問

ここからは、MidJourney AIに関してよくある質問をQ&A形式で紹介します。

問題@、ぼやけた顔

Midjourneyを使用してキャラクターの全身画像を生成すると、顔がぼやけたり、特に目などの特徴が不自然に見えてしまう場合があります。これは、全身画像の中で顔が占める割合が比較的小さく、細かいディテールを再現するためのピクセル数が不足していることが主な原因です。

  • この問題は以下の方法で改善することができます。
  • 1クリエイティブ・アップスケール機能を活用する
  • この機能を使用すると、画像を拡大しながら顔のディテールを強調することが可能です。ズーム時にノイズを再追加することで、より鮮明で魅力的なディテールを作り出すことができます。
  • 2顔をクローズアップで生成し、その後アウトペイントで拡張する
  • まず顔部分を重点的に生成した後、リフレーム機能を利用してアウトペイント(周囲の描画を追加)することで画面を広げて全体像を仕上げられます。これにより、目や口などの細部への焦点が維持されるため、違和感の少ない仕上がりになります。
  • 3サードパーティ製の高画質化ツールを活用する
  • 「Aiarty Image Enhancer」は非常に優れた選択肢です。このツールはAIアルゴリズム「More-Detail GAN v3」を採用しており、ぼやけた顔の輪郭や肌の質感を鮮明に復元することができます。
  • また、「精度」「使いやすさ」「安全性」の3つの要素をバランスよく兼ね備えている点も魅力です。さらに、ローカル処理によるプライバシー保護と、GAN技術を駆使した高いディテール再現性が、このツールの大きな強みといえます。
  • Aiarty Image Enhancer
    Aiarty Image Enhancerによって画像を高画質化

問題A、局所的な再塗装が機能しないケース

リペイント機能で選択したエリアが狭すぎると、新しいディテールが追加されないか、期待した結果が得られないことがあります。

  • この問題は以下の方法で改善することができます。
  • 再塗装領域を画像全体の20%から50%程度の範囲に設定すると良い結果が得られます。スペースに余裕を持たせることで、モデルがより効果的に修正や追加のディテールを生成できます。
編集者:ミユキ

この記事を書いた人:ミユキ

Digiartyに従事し、現在は主にAI系の記事制作(人工知能ソリューションの活用方法、ソフトウェア、トレンド情報)を担当しています。初心者目線で親しみやすい記事作りを心がけています。