LINEで画質を落とさずに動画を送る方法|高画質オリジナルで共有する設定と送り方
「大切な思い出の動画をLINEで送ったら、画質が思ったより悪くなっていてがっかり…」
「イベントで撮影した高画質な動画を、友達や家族にそのままの綺麗さで共有したい!」
そんな経験はありませんか?
LINEは日常的なコミュニケーションに欠かせないツールですが、実は動画を普通に送信すると自動的に圧縮され、画質が劣化してしまうのです。これはデータ容量を節約し、送受信速度を向上させるためのLINEの仕様ですが、せっかくの高画質動画がきれいな状態で共有できなければ、もったいないですよね。
ご安心ください。最新の方法を使えば、LINEでもオリジナルに近い画質で動画を送ることができます。この記事では、現在の情報に基づき、iPhoneとAndroidの両方に対応した方法を詳しく解説します。
(1)なぜLINEで動画を送ると画質が落ちるのか?
LINEで動画や写真を送ると、知らないうちに画質が落ちていることがあります。これは、データ通信の負荷を減らし、ユーザーの通信容量を節約するため、LINEが自動的にデータを圧縮しているからです。手軽にサッと送れる反面、画質が下がってしまうというデメリットも。
- 📌 画質はどれくらい変わる?
- 実際に、ある検証では、元の動画(151.9MB、解像度 1080×1920)がLINEで送った後には34.2MB(解像度 720×1280)まで小さくなりました。
- スマホの小さな画面で見る分にはあまり気にならなくても、パソコンやテレビなどの大きな画面で再生すると、画質の粗さが目立ってしまうことがあります。
動画自体を高画質化する「Aiarty Video Enhancer」
「そもそも元の動画の画質が良くない」という場合は、LINEで送る前に動画を高画質化する方法を検討してみませんか?AI動画高画質化ソフト「Aiarty Video Enhancer」を使えば、低解像度の動画や古い映像をAIの力で驚くほど鮮明にできます。
Aiarty Video Enhancerの主な機能
- ➡️ AIアップスケーリング:低解像度の動画をAIが最大4Kの高解像度まで変換。単純な拡大と違い、細部まで自然に補完します。
- ➡️ AIノイズ除去:暗い場所で撮った動画や古い映像にありがちなノイズやザラつきをAIが自動で取り除き、クリアな映像にします。
- ➡️ フレーム補間:カクカクした動きの動画を滑らかにします。
- ➡️ 色補正:AIが色味を自動的に調整し、より鮮やかで自然な色彩に修正します。
- ➡️ 簡単な操作:専門知識は不要。動画を選んでAIモデルを選ぶだけで、簡単に高画質化が完了します。
(2)【基本設定】LINEで高画質送信を有効にする方法
まずは、LINEの設定で写真や動画の画質を高く保つ方法を確認しましょう。ただし、この設定でも完全なオリジナル画質は維持されない点に注意してください。
- 👍 メリット:設定を変えるだけで、標準画質よりキレイに送信できる
- ⚠️ 注意点:完全なオリジナル画質は維持されない
iPhone・Android共通の設定手順
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STEP.1
LINEアプリを開き、「ホーム」タブ→設定(歯車アイコン)をタップします。
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STEP.2
「写真と動画」を選択します。
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STEP.3
「送信する写真の画質」で「高画質」を選択します。
これで標準画質よりは画質の劣化を抑えられます。ただし、「高画質」設定でも完全なオリジナル画質ではなく、約1/3程度に圧縮される点はご注意ください。

この記事では、最新のAIアプリ情報とプロが使う画質向上テクニックをiPhone・Android両対応で解説。撮影前の設定から編集後の補正まで、スマホ動画を劇的に鮮明化する方法を完全網羅します。
【本題】LINEで画質を落とさずに動画を送る方法
完全なオリジナル画質で動画を送りたい場合は、以下の方法(iPhone・Android対応)がおすすめです。
@【完全オリジナル画質】LINEの「ファイル送信」機能を使う
動画を一切圧縮せず、そのままの形式で送りたいなら、LINEの「ファイル送信」機能が最も確実です。
- 👍 メリット:端末内のファイルを完全なオリジナル品質で送信可能
- ⚠️ 注意点: 受信側がダウンロードする必要あり
iPhoneでの手順
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STEP.1
「写真」アプリで送りたい動画を選択します。
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STEP.2
共有ボタン(↑が飛び出た四角マーク)→「"ファイル"に保存」をタップします。
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STEP.3
保存先(例:iCloud Drive内のフォルダ)を指定して保存します。
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STEP.4
LINEトークルームを開き、「+」→「ファイル」→保存した動画を選択して送信します。
Androidでの手順
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STEP.1
LINEトークルームを開き、「+」→「ファイル」をタップします。
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STEP.2
端末内から送信したい動画ファイルを選択→「はい」で送信します。
- ファイル送信の注意点
- ※ 対応形式以外のファイルは送れない場合あり
※ 最大ファイルサイズは1GBまで
※ トーク上ではサムネイル表示され、受信側がタップしてダウンロードする形式
A、外部のクラウドストレージを活用する方法
長時間や大容量の動画を送る場合は、外部クラウドストレージの利用が便利です。
iPhone:iCloudリンクで共有
iPhoneユーザーは、iCloudリンクを生成して共有する方法もあります。この方法では、動画そのものをLINEに添付するのではなく、iCloud上にアップロードされた動画へのリンクを送ります。
- 👍 メリット:リンクを送るだけなので軽快
- ⚠️ 注意点:iCloudのストレージ容量とリンクの有効期限に注意
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STEP.1
「写真」アプリで動画を長押し→「共有」→「iCloudリンクをコピー」をタップします。
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STEP.2
コピーしたリンクをLINEトークに貼り付けて送信します。
受信側はリンクをタップすると、iCloudから高画質な動画をストリーミングまたはダウンロードできます。リンクの有効期限にご注意ください。
Android:GoogleドライブやGoogleフォトで共有
Androidユーザーや、Googleのサービスを利用している方は、GoogleドライブやGoogleフォトを経由して高画質の動画を共有する方法が便利です。
- 👍 メリット:大容量ファイルも扱いやすく、プラットフォームを選ばず共有可能
- ⚠️ 注意点: Googleアカウントが必要
Googleドライブの場合
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STEP.1
Googleドライブアプリで動画をアップロードします。
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STEP.2
動画ファイル横の縦三点リーダー→「リンクをコピー」を選択します。
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STEP.3
コピーしたリンクをLINEトークに貼り付けて送信します。
Googleフォトの場合
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STEP.1
Googleフォトアプリで動画を選択→「共有」→「リンクを作成」をタップします。
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STEP.2
生成されたURLをコピー→LINEトークに貼り付けて送信します。
これらの方法では、動画はGoogleのサーバー上に保存されるため、LINEの容量制限を気にせず高画質な動画を共有できます。
B、専用のファイル転送アプリを活用する方法
「Send Anywhere」などの専用アプリを使えば、無料かつ容量無制限でファイルを共有できます。
- 👍 メリット:元のファイル形式や画質を損なわず転送可能
- ⚠️ 注意点:スマホがスリープ状態になると転送が中断する可能性あり
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STEP.1
送受信双方でSend Anywhereアプリをインストールします。
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STEP.2
送信側で動画を選択→6桁のキーを生成します。
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STEP.3
受信側でキーを入力→ダウンロードします。
C、【有料サービス】LYPプレミアムでアルバムに保存する方法
LINEヤフーの有料サブスク「LYPプレミアム」(月額508円〜)を利用すると、LINEアルバムに動画を保存できます。
- 👍 メリット:トークの履歴に流れず、アルバムとして半永久的に保存・共有可能
- ⚠️ 注意点:有料サービス(月額508円〜)。動画は5分以内で画質が圧縮される可能性あり
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STEP.1
LYPプレミアム加入後、トークルーム上部(または下部)の「アルバム」を開きます。
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STEP.2
右下の「+」→新規アルバム作成または既存アルバムを選択します。
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STEP.3
動画を選択→「次へ」→アルバム名を入力→「作成」で投稿完了です。
- LYPプレミアムの主な特典
- 🎁 LINEアルバムへの動画保存(5分以内の動画に限る)
- 🎁 スタンプの使い放題
- 🎁 オリジナル画質での写真保存(動画は圧縮される場合あり)
- 🎁 Yahoo!サービスでの特典など
高画質でLINEの動画を送る際の注意点と豆知識
高画質な動画を送ることは可能ですが、いくつか知っておくべき注意点があります。
- 通信環境に注意:
- → 高画質な動画ファイルはサイズが大きいため、モバイルデータ通信ではデータ量を多く消費したり、送信に時間がかかったりする可能性があります。できるだけWi-Fi環境で送受信することをおすすめします。
- 保存期間に注意:
- → トークルームで送られた動画(ファイル送信以外)には、保存期間が設定されています。期間を過ぎると見られなくなる可能性があるので、大切な動画は受け取ったらすぐに端末にダウンロードしておきましょう。
- 長さの制限:
- → トークで直接送れる動画は最長5分までです。5分を超える動画は、自動的に5分間に短縮されたり、送る前に編集が必要になったりします。
- ファイル形式:
- → 互換性を高めるには、動画のファイル形式はMP4形式がおすすめです。
まとめ:シーンに合わせて最適な方法を選ぼう
今回は、LINEで動画を高画質のまま送るための設定と具体的な方法を解説しました。
- 📌 PCがあって、まとめて動画を高画質化したい方:「Aiarty Video Enhancer」がおすすめ
- 🔂手軽さを重視する方:「ファイル」として送信
- 🎀 複数の動画をまとめて共有したい(LYPプレミアム会員):「LINEアルバム」を活用
- 🎯 長い動画や容量の大きい動画を送りたい方:「外部のファイル転送サービス」を利用
少し手間をかけるだけで、大切な思い出も美しい画質のまま、友人や家族と共有できます。この記事を参考に、シーンや目的に合わせて最適な方法を選んでみてください。
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動画をHDや4Kに - LINEで高画質な動画を共有する喜びを体験「Aiarty Video Enhancer」は、独自のAI技術で画質の向上とノイズ除去を行い、LINE送信後の画質劣化を気にすることなく、大切な思い出や感動的な瞬間を最高のクオリティで共有できます。
この記事を書いた人:ミユキ
Digiartyに従事し、現在は主にAI系の記事制作(人工知能ソリューションの活用方法、ソフトウェア、トレンド情報)を担当しています。初心者目線で親しみやすい記事作りを心がけています。
