【PC版】Picsartの使い方:無料でできること、背景除去・画質復元・画像生成・画像置換のやり方を解説!

スマートフォン向け写真加工アプリとして広く知られるPicsart(ピクスアート)ですが、実はパソコン(PC)でも利用できるソフトウェア版が存在することをご存じでしょうか。スマホでは画面が小さくて細かな作業が難しいと感じる方や、より本格的な写真編集を楽しみたい方には、PC版PicsArtがぴったりです。
この記事では、最新のPC版PicsArtの魅力をはじめ、無料版でできること、そして特にニーズの高い「画像透過」「高画質化」「画像生成」「画像置換」の具体的なやり方まで、日本人ユーザー向けに詳しくご紹介します!
- 簡単操作:AIが自動で写真から背景をすばやく除去してくれる。
- 高精度:最先端のAI技術で、細かく複雑な形状も綺麗に切り抜く。
- 豊富な機能:背景加工、透明度調整、高解像度化など機能も備える。
- 完全無料:全機能が無料でコストを気にせずに導入しやすい。
- 一括処理:最大3,000枚の画像を同時にバッチ処理できる。
ソフト版PicsArtとは?アプリ版との違いと魅力
Picsart(ピクスアート)は、写真や動画編集からAI生成まで幅広く対応する、世界累計ダウンロード数が10億を超える統合型クリエイティブツールです。スマホアプリ版だけでなく、WindowsやMac向けのソフトウェア版も提供されています。
PC版では、スマホ版よりも高度で精密な編集が可能で、レイヤー操作や大量データの処理に適しています。また、AI背景除去機能はわずか0.3秒で自動処理が可能であり、髪の毛や複雑な輪郭も高い精度で認識します。
ソフトウェア版Picsartの対応環境と基本仕様
WindowsやmacOS対応のネイティブアプリとして提供されており、ブラウザー版(ウェブ版)ともスムーズに連携可能です。
大画面操作に特化しており、レイヤー編集や細かいブラシ設定など、精密で高度な作業が行いやすい設計となっています。そのため、スマートフォン版よりも複雑なデザイン制作に最適です。
また、クラウド同期機能を備えているため、スマートフォンで進めていたプロジェクトをパソコンで続きから編集することができます。
- 必要な環境:
- Windows 10/11 または macOS 12以上
- Picsart Pro版(無料トライアルで7日間利用可能)
ソフトウェア版Picsartの特徴と最新機能
- AI背景除去:商品写真や人物の背景を0.3秒で自動透過します。ECサイト用画像作成に特化しています。
- AI画質復元:古い写真や低解像度画像のノイズ除去・解像度アップを自動処理します。
- AI画像生成:テキスト入力(例:「桜の和風イラスト」)で4スタイルの画像を即時生成します。商用利用可能です(著作権にご注意ください)。
- AI置換:画像内のオブジェクトを別の物に置き換えます(例:サッカーボール→パイナップル)。無料版は1日4枚まで利用可能です。
おすすめの活用シーン
- EC向け商品画像制作:背景除去+AI背景で統一感のある商品写真にします。
- プレゼン資料や資料画像:背景除去+高画質画像で説得力のあるスライドを作成します。
- SNS自撮りのワンランク上の加工:美肌・ステッカー・文字入れ+背景生成で魅力がアップします。
- ブログやウェブメディアのアイキャッチ:AIで短時間に高品質のサムネイルを作成します。
無料でできることは?!PicsArtの料金プランとソフトウェア版の制限
PC版もスマホ版と同様にプランが構成されており、無料版では一部の機能が制限されています。チームでの作業にはPro版が必要です。
機能 | 無料版 | Plus版 | Pro版(推奨) |
---|---|---|---|
背景除去解像度 | 低画質 |
高画質 |
高画質+一括処理 |
AI生成クレジット | 5回/週 |
200回/月 |
500回/月 |
動画編集 | ❌ |
⭕ |
⭕ |
日本語フォント | 基本5種 |
50種以上 |
100種以上+カスタム |
クラウドストレージ | 100MB |
5GB |
20GB/ユーザー |
チーム協業 | ❌ |
❌ |
⭕(最大10席) |
- 無料版活用のコツ:
- 「リプレイ機能」で他ユーザーの編集手順を複製すれば、有料フィルターを間接利用可能。7日間無料トライアルでPro機能を試すのもおすすめ。
PicsartのPC版は、高精度な編集が必要なプロユーザーや大量の画像処理を行う事業者に特に有効です。AI機能の進化で「背景除去X生成AI」の組み合わせが生産性を大幅向上させています。無料版Picsartから始め、必要に応じてPro版へのアップグレードを検討すると良いでしょう。
PicsArtの使い方:画像透過・高画質化・画像生成/置換のやり方
以下に、最新版のPicsartソフトウェア版(Windows/Mac)を使用した背景透過、画像高画質化、画像生成、画像置換の操作手順を、日本人ユーザー向けに詳しく解説します。
- 事前準備:
- 🟣 公式サイトからソフトをダウンロード・インストールします。
- 🟣 アカウントを作成します(無料トライアル開始時にクレジットカードの登録が必要です)
- 🟣 無料トライアル開始:クレジットカード登録が必要(設定で自動更新オフに可能)
Picsartの使い方:画像の背景を透過する手順(PC版)
- 対応OS:Windows 10/11またはmacOS 12以降、Picsart Pro版(無料トライアルで7日間利用可)
- アカウント作成:無料トライアル開始時にクレジットカード登録が必要
- PC版:スマホ版より高精度な編集が可能で、レイヤー操作や大量処理に適する
-
STEP.1
Picsartを起動し、ホーム画面の「ファイルを開く」で編集したい画像を選びます。左側のメニューから「ツール」、そして「切り抜き」を選択します。オブジェクトタイプを指定(例:人物、商品、ペット)し、AIが自動検出する対象に応じて選択します。
-
STEP.2
「AI背景削除」ボタンをクリックすると、0.3秒で背景が透明になります。細かい調整が必要な場合は、「ブラシ」、「消しゴム」、「拡大表示」を利用してください。「ブラシ」は残したい部分を塗り足すために(例:髪の毛、レースの隙間)、また「消しゴム」は誤検出部分を削除するために使います。拡大表示(Ctrl + スクロール)で細部を微調整できます。
-
STEP.3
背景を透過させた後、「透明背景のまま保存」や「単色背景に変更」、「画像を背景に合成」、「ぼかし・グラデーション」などの処理が選択可能です。
-
STEP.4
「エクスポート」ボタンをクリックし、「形式(JPEG/PNG)」、「解像度」、「保存先」を指定して、背景透過作業を完了させます。
- 対応できないケース:
- ❎服装と背景色が類似(例:白壁X白シャツ)→ 手動ブラシで補正します。
- ❎複雑な形状(例:木の枝)→ 「カスタム切り抜き」ツールで輪郭をトレースします。
- 代替ソフトの検討:
- 大量処理が必要な場合 → Aiarty Image Matting(一括背景除去・4K出力)
-
Aiarty Image Matting - AIで画像の背景を高精度に透過できる
背景透過に特化した専門ソフトで、特に複雑なエッジ(髪の毛など)、半透明なオブジェクトの処理、高解像度での品質維持、そしてきめ細かな手動調整を重視するユーザーにとって、PicsArtよりも優れた選択肢となる。

Picsartの使い方:画像を高画質化する手順(PC版)
- 対応OS:Windows 10/11、macOS 12以降、Picsart Pro版推奨(無料トライアルで7日間全機能利用可)
- 新規ユーザー:無料トライアル開始(クレジットカード登録が必要、設定で自動更新オフに可能)
- PC版:スマホ版より高精度な処理が可能で、4K出力やバッチ処理(一括処理)に対応。
-
STEP.1
Picsartを起動し、ホーム画面から「ファイルを開く」を選択します。高画質化したい画像(例:古い写真や低解像度のスマホで撮影した画像など)を選びましょう。
-
STEP.2
左側メニューから「ツール」に進み、「AIツール」を選択します。その後、「AIエンハンサー」をクリックすると、AIが自動的にノイズ除去、解像度のアップスケール、ディテールの強化を行います。
-
STEP.3
処理完了後には、スライダーを使用してシャープネス、ノイズ軽減、カラー復元の強度を調整可能です。プレビュー画面でBefore/Afterを比較しながら微調整を行い、最適な仕上がりに整えます。
-
STEP.4
満足のいく結果になったら「エクスポート」をクリックし、保存形式(JPEG/PNG)、解像度、保存先を指定して作業を完了させます。
- 対応できないケース&代替ソフトの検討:
- ❎極度に荒れた画像→ Aiarty Image Enhancer(ノイズ除去・鮮明化・細部加工、最大32K出力)
-
Aiarty Image Enhancer - 画像高画質化に特化した専門ソフトウェア
より高精度なAI処理、多様なモデル、高解像度出力、オフライン処理など、画質向上を最優先するユーザーや、プロレベルの仕上がりを求めるユーザーに適しています。

Picsartの使い方:画像を生成する手順(PC版)
- 対応OS:Windows 10/11 または macOS 12以降
- 推奨プラン:Pro版(無料トライアルで7日間全機能利用可)
- アカウント作成:Google/Appleアカウントまたはメールアドレスで登録
- 無料トライアル開始: クレジットカード登録が必要(設定で自動更新オフに可能)
-
STEP.1
Picsartを起動し、ホーム画面で「新規プロジェクト」を選択します。その後、左メニューから「ツール」→「AI画像ジェネレーター」をクリックします。
-
STEP.2
プロンプト入力欄に、生成したい画像の内容を日本語で記述します(例: 「桜吹雪の中の和服少女、アニメ風、細かいディテール」)。続いて、61種類の画風から希望するスタイルを選択(例: 「Anime(アニメ風)」「Ukiyo-e(浮世絵風)」)。さらに「クオリティ」や「アスペクト比」を指定します。
-
STEP.3
「画像を生成」ボタンを押すと、自動的に4パターンの画像が生成されます(約10秒)。気に入った画像を選び、「編集画面に追加」をクリックして進めます。
-
STEP.4
編集画面では、「背景変更」や「文字入れ」などの機能を用いて、用途に応じたカスタマイズが可能です。
-
STEP.5
最終的に、保存する画像の「形式(JPEG/PNG)」や「解像度」を指定し、画像生成作業を完了させます。

ブラウザで使えるAIイラスト自動生成サイトの紹介です。AIの発展により、絵の基礎知識がなくても高品質なイラストを簡単に生成できるツールが増えてきました。本記事では、使いやすいAIイラスト自動生成サイトを紹介し、実際の使用感をお伝えします。

この記事では、CopilotとChatGPTの違い(機能面・料金体系・画像生成能力など)を比較し、それぞれの特徴を理解することで、自分に合った選択肢を見つけやすくなるでしょう。
Picsartの使い方:画像を置換する手順(PC版)
- 対応OS:Windows 10/11・macOS 12以降
- アカウント作成:Google/Appleアカウントまたはメールアドレス
- 無料版:1日あたり最大4枚までの置換可能。7日間無料トライアル開始時はクレジットカード登録が必要
-
STEP.1
起動したPicsartのホーム画面で「ファイルを開く」をクリックし、編集したい画像を選択します(例: 商品写真や人物写真など)。左側のメニューで「ツール」→「AIツール」→「AI置換」を選択します。
-
STEP.2
ブラシツールを使って、置換したいオブジェクトを範囲指定します(例: サッカーボールや看板など)。
-
STEP.3
表示されるテキスト入力欄に置換後の内容を入力します(例: パイナップルや桜の花びらなど)。その後、「スタイル」を選択して「生成」ボタンをクリックすると、AIが約0.5秒でオブジェクトを置換します。
-
STEP.4
置換後の画像を確認し、不自然な部分があれば「ブラシ」や「シャドウ追加」機能を使って修正することが可能です。
-
STEP.5
最後に「適用」をクリックし、完成した画像を「エクスポート」で保存できます。
PicsArtの使い方に関するよくあるご質問
以下では、PicsArtの使い方を中心に、多くの方が疑問に感じるであろう点とその解決策を、Q&A形式でご紹介します。
Q1:髪の毛や複雑な背景でも綺麗に透過できますか?
PicsArtのAIは非常に高性能ですが、複雑な髪の毛の線や、背景と同系色の被写体、半透明なオブジェクトなどは、完璧に自動透過できない場合があります。
- その際は、以下の手順で調整可能です:
- @、AI自動除去後、ツールバーの「ブラシ」で残したい部分を塗り足す。
- A、「消しゴム」で誤認識部分を削除。
- B、背景と被写体の色が類似(例:白壁×白シャツ)する場合は、手動調整が必須。
- より完璧な精度を求める場合は、AI背景透過に特化した「Aiarty Image Matting」のような専門ソフトウェアも検討すると良いでしょう。

Q2:AIで高画質化すると、不自然になることはありますか?
AIによる高画質化は非常に便利ですが、元の画像の劣化が激しい場合や、AIの得意としないパターンによっては、不自然なノイズが発生したり、ディテールがなめらかになりすぎたりする場合があります。
- 主な原因と解決策:
- 🟣 元画像のサイズ不足:エンハンサー適用前に「リサイズ」で拡大しない(画質劣化の原因)。
- 🟣 設定ミス:「シャープネス」スライダーを強くしすぎると不自然に。適度な調整(30〜50%)が推奨。
- より完璧な高画質化を求める場合は、高画質化に特化した「Aiarty Image Enhancer」のような専門ソフトウェアも検討すると良いでしょう。

Q3:画像生成で日本語のプロンプトは使えますか?
可能ですが、精度向上のため英語推奨(例:「桜吹雪」→ cherry blossom storm)。「Anime」「Ukiyo-e」スタイル選択で和風表現が最適化されます。
Q4: PicsArtは日本語に対応していますか?
はい、PicsArtは日本語に完全対応しています。
アプリ内のメニューやツール名、さらにはAI画像生成のプロンプト入力もすべて日本語で利用可能です。
Q5:PicsArtで編集した画像が保存できません/うまく共有できません。
PicsArtで編集した画像が保存できない、または共有できない場合、以下のような原因が考えられます。
- データ保存期間・ローカル処理の有無
- ✅ ストレージ容量不足:デバイスの空き容量が足りない可能性があります。不必要なファイルやデータを整理・削除してストレージスペースを確保してください。
- ✅ インターネット接続の問題:特にAI生成や素材ダウンロードなどオンライン機能を利用する場合、安定したインターネット接続が必要です。接続状態を確認し、必要ならWi-Fiやモバイルデータ通信を再度接続してください。
- ✅ アプリの再起動:一時的な不具合が原因の場合、PicsArtアプリを完全に終了して再起動することで改善が見込まれます。
- ✅ アプリの更新不足:アプリが最新バージョンでない場合、不具合が発生する可能性があります。App StoreまたはGoogle Play Store、もしくはPicsArt公式サイトから最新版にアップデートしましょう。
- ✅ PicsArt Gold会員期限切れ:プレミアム機能を使用して編集した場合、有効期限が切れていると画像の保存ができなくなることがあります。Gold会員ステータスを確認し、必要なら更新してください。
まとめ:PicsArtで写真編集の新たな可能性を体験してみよう
Picsartは、大幅に強化された最新技術を搭載しており、特にAIによる背景除去、画質向上、背景生成、画像生成の機能が際立っています。これらの革新的な機能は、ソーシャルメディア、ビジネス活用、そして個人的なプロジェクトに至るまで、幅広い分野でその可能性を発揮します。
無料プランでもプロフェッショナルクオリティの体験が可能であり、さらに高度な利用を希望する場合には、有料プランの検討が推奨されます。
ぜひ、Picsartを用いてあなたの創造的なアイデアを具体化してください。
-
複雑な背景・半透明素材・細かい毛先まで忠実に分離
対応環境:Windows・Mac
Picsartの代替ソフト:Aiartyはバッチ処理対応で100枚の商品画像も5分で完了
使いやすさ:★★★★★

この記事を書いた人:ミユキ
Digiartyに従事し、現在は主にAI系の記事制作(人工知能ソリューションの活用方法、ソフトウェア、トレンド情報)を担当しています。初心者目線で親しみやすい記事作りを心がけています。