どんな画像も一瞬で切り抜き、
背景透過が可能!
  • 背景をすばやく自動的に認識して除去自動
  • 髪の毛などの複雑な対象をきれいに切り抜くAI
  • ワンクリックで背景変更・ぼかし加工が可能

【PowerPoint】パワポで背景透過を行う方法は?簡単な手順で写真や画像の被写体を切り抜き

パワポで背景透過を行う

プレゼン資料を作成する際に、パワーポイント(PowerPoint)を使うことが多いでしょう。たまには、張り付ける画像の背景を透過する必要が出てくることもありますよね。

実は、パワポには「背景透過」機能を搭載しています。わざわざ別の背景透過ツールを使用しなくて済むでしょう。

本文は、パワポで画像の背景透過方法について解説します。興味があれば、ぜひ読んでください。

パワポで背景透過を行う方法

パワポで写真や画像の背景を透過するには、主に2つの方法があります。

  • 「透明色に指定」:単色背景の画像に適している
  • 「背景の削除」:少し複雑な背景画像に向け、細かい部分が修正可能

では、順に説明しましょう。

背景が単色の場合〜「透明色に指定」

背景の色が単純な場合、「透明色に指定」機能で画像から被写体を切り抜くことができます。

  • パワポで背景を透過したい画像をスライドに挿入します。

  • 画像を選択した状態で、タブの中から「図の形式」を選択します。「色」>「透明色を指定」をクリックします。

    パワポで単色の背景を透過する
  • 画像の中で透明にしたい部分をクリックすると、選択した色が全て透明になります。

    Aiarty Image Mattingで複雑な被写体をきれいに切り抜く

背景が少し複雑な場合〜「背景の削除」

写真のような複雑な背景パターンや色数が多い場合は、パワポの「背景の削除」機能を使用します。

  • まず、背景を削除する画像を挿入します。

  • 画像を選択した状態で、「図の形式」から「背景の削除」をクリックします。

    パワポで背景を透過する
  • すると、自動的に削除される部分が紫色に変わります。

    パワポで背景を透過する
    必要に応じて調整
    • 「保持する領域としてマーク」、「削除する領域としてマーク」機能を利用して、画像内の残したい部分や消したい部分を調整します。
    • パワポで背景を透過する
  • 最後は、「変更を保持」をクリックするといいです。

背景透過した画像を保存する

パワポで背景透過した画像を保存するには、その画像を右クリックし、「図として保存」をクリックします。

ファイル形式を「PNG」に指定して保存します。

パワポで背景透過を行うメリット・デメリット

パワーポイントで背景透過を行うことには、いくつかのメリットとデメリットがあります。

メリットとしては、パワポ内で直接画像や写真の背景を透過できるため、何よりも便利です。ただし、画像が複雑な場合、エッジ部分がギザギザになったり、細かい修正が難しくなることがあります。その結果、作業時間が増え、かえって手間がかかることもあります。

特に、以下のような複雑な髪の毛や透明な部分を含む被写体をきれいに切り抜くのは困難です。

パワポで背景をうまく透過できない

つまり、簡単な透過処理ならパワポで十分ですが、より精密な透過が必要な場合は専用ツールを使用するとよいでしょう。

背景透過なら、「Aiarty Image Matting」も良い選択肢

Aiarty Image Matting 高精度な画像切り抜き・ 背景透過ができるAIツール

Aiarty Image Mattingは、AIによる自動透過処理で画像の背景を高精度に削除でき、その精度の高さには驚かされます。単純な背景画像はともかく、パワポでうまく透過されない髪の毛や、動物の毛皮、ガラスなど複雑な背景や細かいディテールをきれいに切り抜くことができます。

さらに、バッチ処理に対応して、複数の画像を一括で背景透過できるため、作業効率が大幅に向上します。

Aiarty Image Mattingで写真や画像の背景を透過させる方法:

  • 「Aiarty Image Matting」を起動し、「+」ボタンをクリックし、背景を透過したい画像を読み込みます。

  • 右側のプロパティパネルから、画像の種類に応じた「AIモデル」を選択し、「開始」をクリックします。これで背景が削除され、被写体だけが残りました。

    Aiarty Image Mattingで写真や画像の背景を透過
  • 自動処理の結果に満足できない場合、左側の各種編集ツールを使って、手動で細かな修正ができます。

    Aiarty Image Mattingで写真や画像の背景を透過
  • 最後に、画面右下の「書き出し」ボタンをクリックし、背景が透明な画像がPNGファイル形式で保存されます。

編集者:ひまり

この記事を書いた人:ひまり

画像処理などの記事作成を担当。現在はAI(人工知能)の分野を中心に、読者の方に向けて丁寧でわかりやすい内容を意識して執筆に努めます。

× Aiarty背景透過