無料!PNG透過画像を作成するツールおすすめ6選:機能や使い方も解説

背景を削除してPNG透過画像にすると、画像の背景が透明な窓ガラスのようになり、Webサイトでアイコンやボタン、ロゴを使いまわしたい場合にも違和感をなくすことができるだけでなく、撮影した写真のなかから使いたい部分だけを抜き出すこともできます。ひとつのデザインでさまざまな背景を楽しむこともできるのでとても便利です。
そこで今回は、PNG透過画像を作成する方法を詳しく紹介していきます。誰でも簡単にできるので、是非お試しください。
- 簡単操作:AIが自動で写真から背景をすばやく除去してくれる。
- 高精度:最先端のAI技術で、細かく複雑な形状も綺麗に切り抜く。
- 豊富な機能:背景加工、透明度調整、高解像度化など機能も備える。
- 一括処理:最大3,000枚の画像を同時にバッチ処理できる。
透過PNGとは

PNGは「画像形式のひとつ」です。PNG最大のメリットは、透過処理に対応していることです。
PNG形式で保存された画像の形は、四角い形になりますが、特定の色を透過色として指定することで、その画像が四角でない形のように表示されるようにできます。
このように、背景が透明な窓ガラスの上に絵を描いたような状態の画像は、「透過PNG」といいます。
- 透過PNGメリット:
- 写真や、ロゴ、イラストなどで、透過を活かした画像を使用したい場合にとても有効
- 劣化が起こらない拡張子なので、写真の劣化が起こってほしくない場面に向いている
PNG透過画像は、PC用ソフトはもちろん、一部のスマートフォン向けアプリでも作成することができます。それでは早速、Photoshopで背景透過をする方法を見ていきましょう!
パソコンでPNG透過画像を作成する方法
画像から背景を透過するツールはいくつかありますが、その中から一番おすすめのツールをご紹介します。
PNG透過作成ソフト@:Aiarty Image Matting

Aiarty Image Mattingとは、AI搭載の自動背景リムーバーで、完全自動化でPNG透過画像を作成できます。
この背景透明化のソフトを使えば、どんな画像に対しても、自動で完璧に背景を透過させ切り捨てることができます。AIによる高い精度で、写真、イラストなど各種の画像にある内容を正しく検出し、髪の毛や、前景と背景のコントラストが低い画像もほぼすべて、背景を切り離すことができます。
AI搭載なので、手動で編集する必要もなく、ワンクリックで画像をPNG透過に変換することができます。使い方も非常に簡単です。また、作業のスピードもめっちゃ速いくて、複数の画像の背景を一気に透過させることができます。
- 注意
- 有料ですが、現時点でライセンスを無料配布しているので、「FCTH2-SWCR2-37BRG-YTYBC」と登録すると、すべての機能を完全無料で利用できます!
- 特徴:
- 高精度な切り抜き: 最先端のAI技術で、複雑な髪の毛なども素早くきれいに切り抜く。
- AIによる自動背景透過: AIが自動で写真の背景を削除してPNG画像へ変換できる。
- 手動で切り抜きの調整: ブラシなどのツールで切り抜き範囲を手動で微調整可能。
- 豊富な編集機能: モザイク・ぼかし加工・背景変更などさまざまな編集機能が搭載。
- 完全無料: 登録せずにすべての機能を無料で使える。
使い方>>
Step1.「Aiarty Image Matting」をダウンロードし、インストールします。
Step2.ソフトを起動して、「購入する」をクリックしてメールアドレス(どれもいい)とライセンスコード「FCTH2-SWCR2-37BRG-YTYBC」を入力します。そして「+」をクリックするか、ドラッグ&ドロップすることでグリーンバック素材を導入します。

Step3.するとAIが自動で画像にある主となる被写体を識別して要らない内容を透過させます。

Step4.画像の処理が完了した後、背景透過した画像がプレビューエリアで表示され、「エフェクト」で透過した画像の背景色を変更したり、ぼかしたりすることができます。
Step5.完了したら、透過処理の結果をプレビューして、「書き出し」ボタンをクリックして自動で透過PNGの画像を出力できます。

PNG透過作成ソフトA:Photoshop

世界中で使用されている画像編集ソフトであるPhotoshopは、背景を透明にした透過の画像を作成できます。
Photoshopを使うことで、背景は完全に透明にしてPNG透過画像を作成できるだけでなく、不透明度の数値を変更することで半透明のような状態にもできます。
言うまでもなく世界で一番有名な画像加工ソフトで、開発会社の「Adobe」が提供している他のソフトとの親和性の高さが特徴、中級者からプロユースまでカバーできる豊富な機能と加工項目魅力的ですが、初めて画像加工を行う人達にとっては、使いこなせるまでに少し時間が掛かってしまうかもしれません。
- Photoshop PNG透過作成代表的な7つ方法:
- カンバスカラーを透明に設定
- 背景レイヤーを透明にする
- 背景レイヤーを削除
- 「背景を削除」を利用
- 「消しゴムツール」を利用
- 「背景消しゴムツール」を利用
- 「マジック消しゴムツール」を利用
- 「色域指定」で透過させる
PNG透過作成ソフトB:GIMP

GIMP(ギンプ)は、無料で使える画像編集ソフトで、目的に合わせて選べる豊富な切り抜きツールが用意されています。
素材となる元画像から、特定の部分だけを切り抜きます。集合写真から特定の人物だけをピックアップしたり、円形・四角形など好きな形に背景を切り取ったりすることで余計な部分をカットでき
人物や動物の輪郭に沿ってマウスをクリックしながら直線の切り抜きラインを設定することもできますが、スタイラスペンなどを用いて曲線ラインを設定することも可能です。
- GIMP PNG透過作成代表的な7つ方法:
- 前景抽出選択
- 色域選択
- 矩形選択・楕円選択
- 自由選択
- パスツール
- 電脳ハサミ
- ファジー選択
スマホでPNG透過画像を作成する方法
画像をスマホでPNG透過背景にすることもできます。次は、スマホでも見事に背景透過を行えるアプリ3選ご紹介します。
PNG透過作成アプリ@:Meitu
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【対応OS】:iOS / Android
【価格】:無料
Meituは、自撮りの顔を加工・補正、つまり“盛る”ことを目的に使用されている画像編集アプリです。
「Meitu(メイツ)」はAIが自動でオブジェクトを認識して背景を透過してくれるAI搭載アプリで、一発でグリーンバック背景を綺麗に削除してくれます。自動削除した後に透過範囲を変更したいという場合、「スワイプ」を使うと復元し、「消しゴム」を使うことで、さらに消すことができます。
背景透過後はカラー・ぼかしをつけたり、背景画像を選んだりと可愛く加工できる機能があります。
使い方>>
Step1.アプリを開き、「AI Cutout」をタップします。
Step2.すると、自動的に背景透過の作業が始まります。
Step3.チェックマークをタップして、編集を保存します。
PNG透過作成アプリA:PhotoRoom
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【対応OS】:iOS / Android
【価格】:無料
PhotoRoomは、背景透過、画像合成、レタッチがメイン機能なアプリです。
高い透過精度を持つほか、マジックリサイズやマジックレタッチなどの便利機能も持っています。もっとも評価できるのは、内蔵の一括編集ツールで一括で十枚の画像を加工できるという点と思います。
透過画像として透明のまま保存できることはもちろん、様々な背景のデザインに変えておしゃれな画像として保存するのもおすすめです。
使い方>>
Step1.アプリを開いたら「写真を選択して始める」をタップします。
Step2.背景透過したい写真を選ぶと自動で背景を透過します。
Step3.クラシックのタブから「透明」をタップしてエクスポートします。
PNG透過作成アプリB:背景透明化
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【対応OS】:iOS / Android
【価格】:無料
背景透明化は、その名の通り、背景を透明にすることに特化したアプリです。
スマートフォンのアルバムから編集したい写真や画像を選ぶだけで、背景を瞬時に自動的に透明にして、PNG透過画像を作成してくれます。自動の背景透明機能以外にも、透過の部分に修正をかけたい場合、「修復」と「削除」のブラシの両方でたっぷりしなが細かく調整できることができます。
使い方>>
Step1.アプリを開き、「写真を読み込む」をタップします。
Step2.加工したい画像を選んで右上の「完了」をタップします。
Step3.微調整をして「完了」をタップしてPNG画像を保存します。
まとめ
以上、PNG透過画像の作り方とおすすめのソフト・アプリを紹介しました。初心者でも簡単に背景加工を楽しめるので、ぜひ記事を参考に気になるソフトやアプリをダウンロードしてみてください。
より精密な効果を求める場合や画像データの安全性を確保する場合は、高精度な切り抜きと精密なグリーンバック抜く無料ソフト「Aiarty Image Matting」を検討することをお勧めします。
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Aiarty Image Matting - AIで簡単にPNG透過画像を作成!
AIでグリーンバックを切り抜いたり、除去したり変えたりできます。AIが自動的に作業を完成してくれ、元の背景をきれいに削除でき、新な背景を自由に設定できます。画像を編集する腕がないお方でも思うままに背景を変えます。

この記事を書いた人:ミツキ
ライター・編集者として、AI(人工知能)に関する画像生成&背景透過・変更&画像高画質化、業界や技術別の活用事例などの記事を中心に編集・執筆をしております。