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【2025年版】レトロな写真に加工できる無料アプリ&ツール6選|初心者向けの作り方も解説

写真をレトロに加工するツールと作り方

「50年前のレトロなフィルム写真を撮ってみたい」
「Instagramでよく見るレトロ風の写真加工ってどうやるの?」

最近では、スマホやデジカメで撮った写真をフィルムカメラ風やレトロな雰囲気に加工したいという方は増えています。実際、近年は写真を撮影後からレトロっぽい雰囲気に仕上げられるツールも多数登場しており、誰でも手軽におしゃれでレトロっぽい写真を作成できるようになります。

今回は、写真をレトロに加工できるおすすめ無料アプリやツールを6つご紹介します。
さらに、初心者もできるレトロな写真の作り方も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

専門ツールを活用すればレトロな写真を簡単に作成できる

レトロな写真とは、昔のフィルムカメラで撮ったような、少し色褪せた感じとザラつきのある質感がある写真です。

特にInstagramやX(旧Twitter)などのSNSでは、レトロな写真がとても人気です。レトロな感じに加工された写真は目をより引きやすく、たくさんのいいねをすぐにもらえるようになります。

レトロな写真加工は一見難しそうに感じるかもしれませんが、実は専門ツールを使えば、色調補正やノイズ、光漏れなどのフィルターやエフェクトをかけることで、懐かしくヴィンテージ感のある雰囲気に仕上げることができます。

MEMO:

Photoshopを使えば写真をレトロに加工することも可能ですが、操作が複雑で専門知識も必要なため、初心者にとってハードルが高いため、おすすめしません。

以下では、PCとスマホそれぞれで使えるおすすめツールと具体的な作り方を詳しく解説していきます。

PCで写真をレトロに加工できるおすすめツール3選

ここからは、パソコンで簡単にレトロっぽい写真を作成できるおすすめソフトやサイトを3つ紹介します。いずれも無料で使えるので、初心者の方でも気軽にレトロ・ヴィンテージ加工を楽しむことができます。

1.Aiarty Image Matting

Aiarty Image Enhancer
Aiarty Image Matting 高精度な画像切り抜き・ モノクロ加工ができるAIツール
5点 5点 5点 5点 5点
対応OS Windows/Mac
料金 こんな人におすすめ
特徴 AI自動切り抜き、高解像度対応、白黒加工、モザイク&ぼかし加工
こんな人におすすめ 専門知識なしに写真をモノクロ加工したい初心者

Aiarty Image Mattingは、AIによる自動背景透過ができる無料ソフトですが、レトロ・ヴィンテージ加工に活用できる白黒加工機能を搭載しています。

Aiarty Image Mattingでレトロに加工した写真@

カラー写真を全体的に白黒に変更したり、背景だけをモノクロにしたり、逆に背景の色をそのまま残して被写体だけを白黒にすることも可能です。背景透過機能と組み合わせることで、よりレトロ感のある印象的な写真に仕上げることができます。

Aiarty Image Mattingでレトロに加工した写真A

本格的なレトロ加工ソフトと比べると機能がシンプルですが、直感的に操作できるインターフェースで、専門知識がなくても扱いやすいのが魅力です。
写真をアップロードして「白黒」をオプション選ぶだけで、誰でも手軽にレトロっぽい写真を作成できます。

2.Photopea

対応OS Webブラウザ
料金 無料
特徴 PSD対応、Photoshopと同じような操作感でレトロ加工が可能
こんな人におすすめ オンラインで手軽にレトロ風な写真に加工したい方
Photopeaでレトロっぽい写真を作成

Photopeaは、ブラウザ上で使える無料の画像編集ソフトで、使用感はPhotoshopに非常に近いのが特徴です。トーンカーブやノイズ加工、調整レイヤーなどの高度な編集機能を備えており、手動で細かくレトロ風な写真に加工することができます。

操作には少し手間はかかりますが、本格的なレトロ・ヴィンテージ加工を求める方に最適です。

3.GIMP

対応OS Windows/Mac/Linuxなど
料金 無料
特徴 色調補正、モノクロ化、ビネット効果、古い写真のフィルター
こんな人におすすめ 無料で本格的なレトロ・ヴィンテージ加工をしたい人
GIMPでレトロ・ヴィンテージ加工した写真

GIMPは、オープンソースで開発されている画像処理ソフトで、Photoshopに匹敵する機能を備えて、写真のレトロ・ヴィンテージ加工にも対応できます。

色調補正、トーンカーブ、ノイズ追加、ビネット効果などの機能を使えば、フィルム写真のような質感を細かく再現する可能です。ユーザーが自由にエフェクトを調整できるため、手軽に自分なりのレトロっぽい写真を作成できます。

初心者でも簡単!誰でも楽しめるレトロ写真の作り方

ここでは、無料ツールの「Aiarty Image Matting」を使って具体的なレトロ写真の作り方を解説します。

初心者でも手軽く写真をレトロに加工することができるので、ぜひチャレンジしてみましょう。

1.写真の読み込み

レトロ写真の作り方STEP1

Aiarty Image Mattingを起動し、レトロ加工したい画像(PNGやJPG、WEBPなどの形式に対応)をドラッグ&ドロップするか、[+]ボタンをクリックして読み込みます。

2.AIによる写真加工

レトロ写真の作り方STEP2

写真が読み込まれたら、右下にある[背景透過 開始]ボタンをクリックします。AIが自動で背景を認識し、数秒〜十数秒で透過処理が完了します。

3.写真の白黒加工

透過処理が終わったら、画面右側のサイドバーにある「白黒」項目にチェックを入れ、白黒加工の設定ダイアログが表示されます。

レトロ写真の作り方STEP3
  • 「背景」を選択すると、背景部分だけが白黒に変換されます。
  • 「主体」を選択すると、被写体だけが白黒に変わり、背景はカラーのままになります。
レトロ写真の作り方STEP3

グレースケールのトーンがスライダーで調整可能です。スライダーを左にドラッグすると白黒感が弱くなり、右にドラッグすると強くなります。

4.写真の書き出し

仕上がりを確認して問題なければ、右下の「書き出し」ボタンをクリックして、白黒加工済みの写真を保存しましょう。

スマホで写真をレトロに加工できるおすすめアプリ3選

外出先で撮った写真を、すぐにレトロ風に加工してSNSに投稿したい…そんなときに役に立つのが、スマホで使えるレトロ加工アプリです。

ここでは、スマホで写真をレトロに加工する際におすすめの無料アプリを3つご紹介します。

1.Dazzカメラ

対応OS iOS/Android
料金 無料(アプリ内課金あり)
特徴 多彩なカメラ・レンズフィルター、光漏れ効果、色調補正
こんな人におすすめ 写真を本物のフィルムカメラのようなレトロに加工したい人

Dazzカメラは、フィルムカメラで撮ったようなレトロな写真をリアルに再現してくれる大人気アプリです。
フィルムカメラ風の写真が撮れるだけでなく、カメラロールにある写真にも光漏れ効果や日付スタンプなどを追加することで、簡単にレトロっぽい写真を作成するができます。

さらに、120フィルム、トイカメラ、インスタントカメラ、3Dフィルム写真など、さまざまなレトロフィルム形式に対応しており、撮影時からヴィンテージな雰囲気を楽しめます。

2.VSCO

対応OS iOS/Android
料金 無料(アプリ内課金あり)
特徴 種類豊富なフィルター、色調補正、粒子感追加、ビネット効果
こんな人におすすめ インスタのおしゃれレトロ風な写真に加工したい人

VSCOは、プロ仕様のフィルターが豊富に揃った写真編集アプリ。特に「C1」「B2」「S4」「M5」などのフィルターは、レトロな色味や雰囲気を演出することができるため、InstagramやFacebookなどのSNSでも高い人気を誇ります。

また、彩度やフェード、グレイン、ビネット効果などの基本的な加工機能も充実しており、フィルムカメラ特有のザラっとした質感ややわらかいコントラストを再現ことができます。

3.KUNI Cam

対応OS iOS/Android
料金 無料(アプリ内課金あり)
特徴 190種類以上のフィルター、3D効果、高度な粒子機能、 HSL調整
こんな人におすすめ おしゃれでヴィンテージ風の写真をスマホで手軽にサクッと作りたい人

KUNI Camは、写真を手軽にレトロ調やヴィンテージ風に加工できる多機能なカメラアプリです。

無料版でも十分に楽しめますが、有料のプレミアムメンバーシップに登録すれば、190種類以上のフィルター、100種類以上の光漏れエフェクト、さらに100種類以上のダスト・スクラッチ効果が利用可能になります。

ワンタップでノスタルジックな写真が作れるほか、複数のフィルターを組み合わせることで、より個性的なヴィンテージ感を演出することもできます。

まとめ

今回は、PC・スマホで写真をレトロに加工するおすすめのツールやレトロな写真の作り方について解説しました。

かつてはPhotoshopなどのプロ向けソフトが必要だったレトロ・ヴィンテージ加工も、今では無料のツールやアプリで手軽に楽しめるようになりました。

PCを使う方にはAI搭載の「Aiarty Image Matting」、スマホ派の方には「Dazzカメラ」や「VSCO」のような加工アプリ簡単にレトロな雰囲気を演出できます。
ご自身にとって操作性や好みに合ったツールを見つけて、日常の写真に少し懐かしい感じを加えてみるのもいいかもしれませんね。

編集者:かほ

この記事を書いた人:かほ

画像補正や写真加工を中心に、最新のAIソリューションやソフトウェアなどに関する役立つ情報をタイムリーにお届けします。