無料で写真の枠をぼかす！5つの方法（PC・スマホ対応）からお気に入りを選ぼう！
画像編集や写真加工によく使われる「ぼかし効果」。
特に写真の枠をぼかすと、被写体を自然に引き立てるのはもちろん、全体に柔らかな印象を与えたり、幻想的な雰囲気を演出します。また、写真を合成する際にも、切り取った部分の境界線にぼかし加工を施すと、つなぎ目を自然に見せ、背景と滑らかになじませることが可能です。
本記事では、どのように画像や写真の枠をぼかすのか、PCソフトからスマホアプリまで、ケース別おすすめ手法を画面操作付きで解説します。基本無料で利用可能ですので、ご気軽に読んでくださいね。
写真の枠をぼかすと得られる効果
写真の枠をぼかすとは、写真の外周部や切り取った画像の輪郭部分を徐々に透明化/ぼかす加工技法です。カメラでピントを合わせた部分だけがクリアに写り、後ろの景色が自然に溶けていくようなイメージです。
具体的に、以下のような効果を得られます。
- 被写体を自然に美しく引き立てる
写真の枠をぼかすと、被写体を引き立てて視線を集めるのはもちろん、写真の端のごちゃつきをスマートに隠すことができます。結果的に伝えたい内容がより明確に伝われ、全体的に柔らかな印象を与える仕上がりとなります。
- 写真合成時の硬い印象や違和感を消す
異なる写真を組み合わせる時、境界線が硬く感じられる場合、写真の枠をぼかすことで自然なつながりを表現できます。
- テキストの表示領域を確保し、読みやすさを向上
SNS投稿画像やiPhone壁紙で、枠に白と黒のグラデーションのぼかし効果を使うと、ふちがだんだん薄くなって、テキストを配置しても読みやすさを保てます。
無料で写真の枠をぼかす方法5つご紹介！
ここでは、PCとスマホで、写真の枠をぼかし加工できる方法をそれぞれ紹介します。
基本無料で利用可能ですので、ご気軽に読んでくださいね。
①、 AI搭載ソフト「Aiarty Image Matting（初心者向け）」
Aiarty Image Mattingは、AI自動処理で完璧に画像から被写体を切り抜き、後は簡単に背景色変更や、ぼかし加工など編集作業を行えます。
切り抜いた画像に「フェザー」効果を適用すると、被写体の輪郭部分を自然にぼかし、まるで柔らかい雲で包まれたように周囲をふんわりさせます。また、ぼかしの幅や強度、サイズなどを細かく調整できるため、自分だけのオリジナルな演出を実現できます。
さらに、写真の枠だけでなく、背景や全体にぼかし加工を入れることが可能です。さまざまな種類のぼかし効果を用意しており、「柔光」や「夕焼け」等の質感再現できます。
Aiarty Image Mattingで写真の枠をぼかす手順
Aiarty Image Mattingを起動して、写真をソフトにドラッグ＆ドロップして追加します。
処理前に構図を微調整したり、画質を高めたりする編集を必要に応じて行います。画像の特徴に応じてAIモデルを選んだら、「開始」ボタンをクリックします。
すると、AIが自動的に被写体と背景の分析を開始します。処理が完了したら、右側の「エフェクト」パネルから「フェザー」にチェックを入れて、ぼかしの強度と幅を自由に調整しましょう。
「背景」にチェックを入れて、背景色を白など色に変更します。（背景を別の写真に変更可）
最後に、右下の「書き出し」ボタンをクリックして、枠にぼかし加工された写真が保存されます。
②、オンラインサイト「フチぼかし」
オンラインで写真の枠をぼかすサイトで、インストールする必要なく、非常にシンプルで便利です。写真の枠に白いや黒いなどグラデーションを適用できるのが特徴ですが、読み込まれた画像の縦または横のサイズが最大2,000pxまでとなっているので、ご注意ください。
フチぼかしサイトで写真の枠をぼかす手順
フチぼかしサイトにアクセスして、「参照」ボダンを押すか、画像をドロップして読み込みましょう。
ぼかしの強度や角丸の値を入力すると、リアルタイムで写真の縁全体に白のグラデーション効果を追加できます。
編集後に、画像の形式（PNGかJPEG）を選択して、「画像作成」をクリックすると、画像がダウンロードできます。
③、Microsoft製品「Word」
Office 搭載 PC なら、PowerPoint や Word、Excel などの Office アプリケーションが標準搭載されています。この中の「Word」は、画像に枠を付けたり、輪郭をぼかしたりするといった画像編集が可能です。しかし、ぼかし効果を加えた画像を保存することはできないが、あくまで文書に挿入した画像の輪郭をぼかす際に役立ちます。
Microsoft Wordで写真の枠をぼかす手順
Wordを起動し、上部ツールの「挿入」から輪郭をぼかす画像を選択して挿入します。
画像を選択したら表示される書式タブ内、「図の効果」にある「ぼかし」をクリックします。
程よいぼかし具合を見つけて完了です。
④、デザインツール「Canva」
Canvaは、ウェブ版とアプリ版の両方で利用可能なグラフィックデザインツールで、豊富なテンプレートや素材、あらゆるAI機能を活用できます。Canvaの編集ツールを利用して、ぼかし効果を追加することが一般的です。または、用意している「グラデーション透明」素材を画像に追加することで、写真の境界線をぼかすことも可能です。
Canvaで写真の枠をぼかす手順
Canvaを開き、「＋デザインを作成」をクリックして編集画面に入ってから、ぼかしたい写真をアップロードします。
素材の検索窓に「グラデーション 透明」と検索してみてください。
お気に入りのグラデーション素材が見つかったら、写真の端の所まで移動させましょう。
後は、必要に応じて、素材の大きさや色を変更したり、テキストを挿入したりする編集を行います。
⑤、スマホアプリ「PicsArt」
Picsart（ピクスアート）は、画像や動画を編集できるアプリです。AIを搭載しており、初心者でも簡単にプロレベルの加工を行うことができます。このアプリのエフェクトを利用して、写真や画像の周りが全体的に丸く白いや黒いぼかしを加工することができます。
PicsArtで写真の枠をぼかす手順
Picsartのアプリを開き、真ん中にある「+」をタップして、ぼかし加工をしたい写真を選択します。
そして、編集画面の下部にある「エフェクト」から「FX」＞「ビネット」を選びます。
すると画像の境界線の周りが黒色のぼかしが入った状態になります。「ビネット」をもう一度タップして、サイズやフェード、ぼかしのカラーなどを変更します。
すべての効果の調整が完了したら「適用」をタップします。
まとめ
以上は、写真の枠をぼかし加工の紹介と具体的な操作方法です。
何よりも簡単な方法は、Aiarty Image Mattingを使うことです。先進的なAI技術を活用して自動的に処理を行うため、初心者でも簡単に写真の枠/境界線に驚くほど美しいぼかしを追加でき、それと操作の手軽さと精密な処理にこだわる方にもオススメします。
- 簡単操作：AIが自動で写真から背景をすばやく除去してくれる。
- 高精度：最先端のAI技術で、細かく複雑な形状も綺麗に切り抜く。
- 豊富な機能：背景加工、透明度調整、高解像度化など機能も備える。
- 完全無料：全機能が無料でコストを気にせずに導入しやすい。
- 一括処理：最大3,000枚の画像を同時にバッチ処理できる。
この記事を書いた人：ひまり
画像処理などの記事作成を担当。現在はAI（人工知能）の分野を中心に、読者の方に向けて丁寧でわかりやすい内容を意識して執筆に努めます。
