AIで生成した画像の解像度を上げるには?2K/4K/8Kにアップスケール方法まとめ!

AIアートジェネレーターを利用して、リアルな画像やアニメ風のイラストなど、さまざまなタッチのAI画像を簡単に生成できます。しかし、理想的な画像を生成するものの、解像度が低くて見栄えが悪いです。特に拡大すると、画像の輪郭がぼやけたり、詳細な部分がつぶれたりすることがあります。PC壁紙や印刷品としては全く使えないので、せっかくのデザインも台無しになってしまいます。
これらの悩みに対する解決すべく、今回はAIで生成した画像の解像度を上げるにおすすめの方法をまとめて紹介します。低解像度のAI画像&AIアート作品を2K/4K、さらに8Kまでアップスケールしたい方は、ぜひを最後までご覧ください!
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AIで生成した画像の解像度を上げる方法まとめ
AIで生成した画像の解像度が低いのはなぜでしょうか?
これは、多くの画像生成AIサービスで、生成できる画像の解像度やサイズに制限があるためです。例えば、Midjourneyの出力はデフォルトの解像度「1024×1024」に限定されています。Stable Diffusionでは初期設定が「512×512」となっています。
次の表は主要な画像生成AIの出力解像度をまとめたものです。
サービス名 | 最大解像度(ピクセル) |
---|---|
Midjourney | 1024x1024 |
Stable Diffusion | 512×512 |
ChatGPT Plus(DALL・E3使用) | 1024×1792 |
Adobe Firefly | 2048×2048 |
Bing Image Creator | 1024x1024 |
Leonardo AI | 1024×1024 |
Canva AI | 1280 x 720 |
これらの解像度でも中規模のWeb画像としては十分ですが、はがきサイズ以上にプリントするには不足します。そんなときは、画像を高画質化することが重要になります。
さて、AIで生成した画像の解像度を上げる方法を2つタイプ紹介します。
1:Stable DiffusionとMidjourneyの場合
一部の画像生成AIツールでは、アップスケーリング機能を追加したり、高解像度補助に関する拡張機能を活用したりすることで、生成された画像を高解像度化することが可能です。
代表的な例として、Stable DiffusionとMidjourneyを紹介します。
@Stable DiffusionでAI画像の解像度を上げる
Stable Diffusionで生成した画像の解像度を上げるには、オプション機能や拡張機能を導入することで実現できます。主に以下のような高画質系拡張機能があります。
- Hires.fix:Stable Diffusionのオプション機能で、高解像度の画像生成をする時に、画像が崩れてしまうことを避けることを目的として設計されています。
- MultiDiffusion:Stable Diffusion Web UI の拡張機能です。img2imgを用いて画像を生成する際に、画像のレイアウトを維持したまま、より高精細にアップスケールできる機能です。
- Ultimate SD Upscale:Stable Diffusion Web UI で生成される画像を、さらに高い解像度で美しく見せるための拡張機能です。最大16倍までの拡大をサポートしています。

画像生成AI「Stable Diffusion」では、画像の解像度を向上させるアップスケール機能が搭載されています。本記事では、Stable Diffusionで画像をアップスケールする方法について解説するので、参考にしてください。
AMidjourneyでAI画像の解像度を上げる
Midjourney v6からUpscale(subtle)とUpscale(Creative)2種類のアップスケール機能が実装されました。新しいアップスケール機能は、高解像度にすると同時に、細かい部分のディティールを引き上げてくれます。
- Upscale(Subtle):元画像の2倍の解像度で生成され、細部の曖昧だった描写を少し鮮明に再生成してくれます。
- Upscale(Creative):変化の幅はやや大きくなり、一部のディテールに別の要素が含まれて再生成されるのが特徴です。解像度は同様に元画像の2倍で生成されます。

このページでは、Midjourneyのアップスケール機能だけでなく、無料のAI画像アップスケーラーを使ってMidjourneyのAI生成画像を4K、8Kに高解像度化する方法についてもまとめているので参考にして下さい。
しかし、Stable Diffusionの高画質系拡張機能とMidjourneyのアップスケール機能を使用する際に、いくつかのデメリットもあります。
- Midjourney/Stable Diffusionで生成した画像のみ対応;
- アップスケール後には、顔が崩れたり、画像が暗くなったり、ディテールが失われるリスクがある;
- 画像の生成に時間がかかるだけでなく、グラフィックボードへの負担も増える;
- Midjourneyの場合、処理時間の量に対して課金するため、アップスケーリングを利用すると、月間の許容量内で生成できる画像の数が減る。
2:他の画像生成AIを使った場合
Stable DiffusionとMidjourneyとは異なり、他の一部の生成AIサービスにはアップスケール機能がなく、プラグインのインポートもサポートしていません。例えば、ChatGPTで使えるDALL-E3は機能がシンプルなため、補助ツールの導入はできません。また、画像の質を上げようとするプロンプトも意味がないようです。こういう画像生成AIで生成した画像の解像度を高くするには、第三者のアップスケーラーを使用する必要があります。
AIで生成した画像の解像度を上げるにおすすめのツールと使い方
市場にはあらゆる種類のAIアップスケーラーやAIフォトエンハンサーが出回っています。
ここでは、人気のあるもの(ソフト・オンラインサイト・アプリ)をピックアップして、それぞれの使い方を紹介します。
ソフト:Aiarty Image Enhancer(8倍・32Kまでも綺麗に拡大)
AIで生成した画像の解像度を上げるに一番おすすめのツールはAiarty Image Enhancerです。
Aiarty Image Enhancerは、高度なAI技術を用いた画像高画質化フリーソフトです。AIが自動的に画像の欠損部分を自然に補完するため、専門知識がなくても画像の高画質化を簡単に実現します。解像度を上げるだけでなく、ノイズ除去、ブレ補正、鮮明化なども一緒に行い、細部まで復元して美しい画像を仕上げます。
このソフトの最大の利点は、画像の特性に合わせてAI処理モデルを自由に選択できることです。特に「AIGCsmooth」というモデルはAIアート&画像に最適です。

- おすすめポイント
- 🟊 業界随一のAI高画質化機能搭載、ディテールを損なわずに画像の解像度を上げる;
- 🟊 すべての作業をAIに任せるので、クリックすれば誰でも簡単に高画質化でき、使いやすい;
- 🟊 ハードウェア加速技術により、最大8Kまでの画像加工・処理がうまくいける爆速を提供している;
- 🟊 最大1000枚の画像を同時に処理し、効率性と生産性の向上を実現;
- 🟊 アップロードした画像はすべて暗号化されサーバーに保存されるため、プライバシーは確実に保護される;
※ Aiarty Image Enhancerは、すべての機能を無料で使えますが、フルバージョンをアンロックすることで数え切れないほどの利点が得られます。
料金プラン | 価格 | 特徴 |
---|---|---|
フリー | 0円 | クレジットカードの登録不要; すべての機能を無料体験; 画像を10枚処理可能; 透かしあり書き出し可能。 |
年間プラン | 5,980円(税込)/ 3ユーザー | 年間で無制限画像処理; 1回につき無制限書き出し可能; AIモデル・ソフト本体の年間更新。 |
永久ライセンス | 7,880円(税込)/ 3ユーザー | 永久に無制限画像処理; 1回につき無制限書き出し可能; AIモデル・ソフト本体の永久更新; 生涯までのハードウェアとAPICの最適化。 |
Aiarty Image Enhancerを使って、AIで生成した画像の解像度を上げる方法
では早速、実際にAiarty Image Enhancerの魅力を体験してみましょう。
Step1.まずはAiarty Image Enhancerをダウンロードして、インストールします。起動して、左下の「+追加」をクリックするか、AI画像を中央画面にドラッグ&ドロップして読み込みます。

Step2.右に詳細設定を行います。(ここでは、初心者向けに推奨設定を紹介します。)
「AIモデル」を「AIGCsmooth v3」に指定し、これがAIで生成した画像に適しています。詳しくAIモデルの選び方はこちらのガイド記事へ

次は、「拡大」の横に1K (1408 x 1408)、2K (2408 x 2408)、4K (4096 x 4096)、または8K (8192 x 8192)から目的に合った解像度を選択します。

「2パス処理」にチェックを入れます。
Step3.設定完了したら、「開始」をクリックして、ソフトは自動的に画像の高画質化を開始します。

Step4.最後に、画面右下の「書き出し設定」でフォーマットなどを設定し、「書き出し」をクリックすると処理完了な画像が保存されます。
オンラインサイト:MyEdit
MyEditとは、AI技術が搭載された画像編集・写真加工ツールです。高画質化ツールにより元の画像を4倍まで解像度を上げることが可能です。使い方が簡単で、機能も豊富ですが、無料版では一日に処理可能な画像枚数に制限があるのが惜しいところです。もし、もともと不明瞭な低解像度画像であれば、アップスケーリングしても画質が改善さないこともあります。
Step1上記のリンクをクリックして、MyEditサイトにアクセスします。
Step1「ファイルを選択」をクリックするか、高解像度化したいAI画像をドラッグ&ドロップで追加します。

Step2画像を読み込むと自動的に高画質化が始まります。完了したら、画像の右側に元の解像度と新しい解像度が表示されます。これにより、写真自体のサイズが大きくなり解像度が上がったことが分かります。

アプリ:Fotor AI 写真加工
無料のオンライン画像編集ツールFotorのアプリ版です。Fotorの写真エンハンサーを使用することによって、画質を損なうことなく、ぼやけた画像をすぐに鮮明にすることができます。色の強化、ぼやけの軽減、鮮明度の向上、ぼかし除去及び焦点の強調などを含む写真の向上を実現します。残念ながら、Fotorアプリで処理された画像を保存するには有料版が必要です。
Step1アプリを起動して、ホーム画面の上部にある「AI画像拡大」をタップします。

Step2次の画面で解像度を上げたいAI画像を選択して追加します。
Step3すると、自動的に高解像度化作業を行います。処理完了したら、右上の保存ボダンをタップすればいいです。

終わり
AIで生成した画像は解像度が基本的512pxか1024pxが標準となっています。解像度が低いと見た目が悪くなり、せっかくのデザインもまったく使い物にならないのです。
一部の画像生成AIサービスは、アップスケール機能を追加したり、拡張機能を導入したりすることにより、より高い解像度を実現することが可能です。例えば、Stable DiffusionとMidjourneyです。しかし、自分自身が作成したAI画像のみを処理できる、または解像度が上がるにつれて画像が破綻しやすくなるなどの欠陥があります。
より簡単かつ効果的にAI画像の解像度を上げるには、Aiarty Image Enhancerをおすすめします。これにより、高品質な出力が期待されます。
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Aiarty Image Enhancer - AI画像を一瞬で高画質化できる
AI技術を使って画像を高品質化する専門ソフト。簡単な操作だけで、古い写真やぼやけた写真、荒い画質の写真、二次元画像を高画質化・鮮明化したり、高品質なまま拡大したりすることができます。

この記事を書いた人:ひまり
画像処理などの記事作成を担当。現在はAI(人工知能)の分野を中心に、読者の方に向けて丁寧でわかりやすい内容を意識して執筆に努めます。