【5選】AIで画像の切り抜きをする方法・無料のAI画像切り抜きサイトオススメ!
パソコンで写真/画像の背景を切り抜きたいと思ったことはありませんか?
従来の手動切り抜きは煩雑で、時間がかかります。特に初心者の方にとっては容易ではありません。
現在、先進なAIを活用して、写真/画像の切り抜きを自動的に行えるツールは多く登場しました。
本記事ではAIで画像の切り抜きをする方法とおすすめのサイトをまとめてみした。簡単に画像から背景を切り抜きたい人は是非ご覧下さい。
1. AIで画像の切り抜きをするメリット
画像切り抜きとは、画像/写真から特定の領域やオブジェクトだけを取り出す、または不要な背景を除去することを指します。デザインやプレゼンテーション、ウェブサイトの作成など、多くの場面で利用されます。
専門の画像編集ソフト「Adobe Photoshop」などを利用して画像の背景を切り抜きすることは一般的な方法ですが面倒な手作業が必要です。
幸いなことに、AI技術の実用化が進むにつれて、AIで画像の切り抜きを自動的に行えるようになりました。
AIを用いて画像を切り抜くメリットはいくつかあります。
- 1画像切り抜きの精度がよい
AIを使用した画像の切り抜きは、その精度が高いという大きな利点があります。
AIは学習アルゴリズムを活用することで画像の詳細部分まで正しく認識し、それに基づいて切り抜きを行います。これにより、画像から人物や動物、商品などを切り出し、その背景を正確に消すことが可能となります。
- 2画像切り抜きの作業効率を著しくアップする
もう一つの大きなメリットは効率的に画像の切り抜きができる点です。
AIは自動化されているため、人間が手作業で行うよりも早く画像を切り抜くことが可能です。
特に、大量の画像を処理する必要がある場合や、時間が限られている場合に特に便利です。
2. AIで画像の切り抜きをする方法
AIを利用した画像の切り抜きは非常に効率的な方法であり、同時に高い精度の作業を提供します。
今まで、AIを利用した画像切り抜きツールは多数存在します。これらのツールを使用して画像を切り抜く基本的な方法は以下の通りです。
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STEP 1
AIツールを開き、画像をAIツールにアップロードします。
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STEP 2
切り抜きたい領域を選択または指定します。
[メモ]:一部のAI画像切り抜きツールでは、画像から人物や動物、商品などを自動で判断して、それに基づいて切り抜きを行えます。このステップは手作業で実施する必要がありません。
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STEP 3
AIが自動的に画像を切り抜き、結果を表示すします。
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STEP 4
結果に満足したら、切り抜いた画像をダウンロード(保存)します。
[メモ]:結果に満足されない場合、手作業で切り抜いた画像を修正したり、画像の切り抜き作業をやり直したりすることができます。
3. おすすめのAI画像切り抜きサイト5選
それではブラウザ上で直接に使用できる無料のAI画像切り抜きサイトを5つおすすめします。
AI画像切り抜きサイト〜remove.bg
- 無料か有料か:無料プランあり
- 日本語:対応
- 対応フォーマット:JPG/PNG
- 切り抜きの精度:中
- 手動で修正:可能
- バッチ処理:未対応
- ダウンロード制限:なし
- ロゴ:なし
- HD画質でダウンロード:有料版へのアップグレードが必要
- 商用利用:不可
remove.bgはAIを活用した無料の画像切り抜きWebサービスです。
AIにより画像内の人物や車、製品、動物や植物などを自動的に判断するので、画像をアップロードするだけで、画像の背景をお手軽に切り抜くことができます。
画像切り抜きの他、手作業で背景追加や背景修正を行えます。切り抜きの精度を求める方にとって、有効です。
無料版と有料版がありますが、無料でもダウンロード回数に制限がないので、嬉しいです。
ただし、無料版は個人利用のみ、ダウンロードした画像の品質が少し低くなることをご了承ください。
AI画像切り抜きサイト〜PicWish
- 無料か有料か:無料プランあり
- 日本語:対応
- 対応フォーマット:JPG/JPEG/PNG/HEIC/BMP
- 切り抜きの精度:高
- 手動で修正:可能
- バッチ処理:未対応
- ダウンロード制限:なし(会員登録は必要)
- ロゴ:なし
- HD画質でダウンロード:有料版へのアップグレードが必要
- 商用利用:不可
PicWishというサイト上で選択した画像ファイルをアップロードすることで、数秒で背景を透明化させることができます。
切り抜きの精度が抜群だということはPicwishのメリットです。背景が複雑な場合でも、切り抜きを正確に行えます。結果に満足されない際には、手動編集機能で結果を修正することも可能です。
会員登録するだけで、無料で切り抜いた画像を透明なPNGファイルとしてダウンロードできるようになります。ダウンロード回数に制限がありません。
直感的なインターフェースを持っており、初心者でも簡単に操作することも魅力的です。
さらに、PicWishには、切り抜いた画像の背景を単色に設定したり、他の画像と合成したりすることもできるの非常に便利です。
AI画像切り抜きサイト〜Photoroom
- 無料か有料か:無料プランあり
- 日本語:対応
- 対応フォーマット:JPG/PNG/WebP
- 切り抜きの精度:中
- 手動で修正:不可
- バッチ処理:未対応
- ダウンロード制限:毎月250枚まで
- ロゴ:250枚を超える画像には、画像全体にPhotoroomの透かしが入る
- HD画質でダウンロード:有料版へのアップグレードが必要
- 商用利用:可能
Photoroomはオンラインで利用できる多機能な写真編集ツールであり、AIを活用した高速な写真の切り抜きを実現できます。
Photoroomはオンラインで利用できる多機能な写真編集ツールであり、AIを活用した高速な写真の切り抜きを実現できます。
切り抜いた画像を透明のままに保存したり、選択した色に置き換えたりすることができます。
Photoroomには、会員登録せず無料で切り抜いた画像を毎月250枚までダウンロードできます。250枚を超えると、画像全体にPhotoroomの透かしが入ります。
なお、バッチ処理やHD画質ダウンロード、AI背景生成が有料版へのアップグレードする必要があります。
AI画像切り抜きサイト〜Fotor
- 無料か有料か:無料プランあり
- 日本語:対応
- 対応フォーマット:JJPG/JPEG/PNG/WebP
- 切り抜きの精度:中
- 手動で修正:不可
- バッチ処理:未対応
- ダウンロード制限:なし
- ロゴ:なし
- HD画質でダウンロード:有料版へのアップグレードが必要
- 商用利用:不可
FotorはAIによる画像編集を行えるWebサイトです。
このサイトに搭載されているAIツール「切り抜き」を利用すれば、画像ファイルをアップロードするだけで背景を自動で削除することができます。切り抜いた後、好きな背景画像や背景色に変えることもできます。
初心者でも気軽に操作できるのはFotorの特徴です。
Fotorの無料版は機能面に制限がありますが、ただの切り抜きと画像合成が十分です。ダウンロード回数について制限がありません。ロゴも入らないです。
ただし、「切り抜いた画像を高画質のままに保存したい」「高度なAI編集機能を利用したい」という場合は、有料プランを加入する必要があります。
AI画像切り抜きサイト〜Clippingac(切り抜きAC)
- 無料か有料か:無料プランあり
- 日本語:対応
- 対応フォーマット:JPG/PNG
- 切り抜きの精度:中
- 手動で修正:可能
- バッチ処理:未対応
- ダウンロード制限:1日2回ま(ゲスト)/1日5回まで(会員)/無制限(プレミアム会員)
- ロゴ:あり
- HD画質でダウンロード:対応
- 商用利用:不可
Clippingacは、ブラウザ上で直接利用できる無料の画像切り抜きサイトです。
特徴としては、AIが自動で画像の背景を綺麗に切り抜くことができます。
画像をアップロードするだけで、背景が数秒で削除されます。操作は非常に簡単で高速です。
切り抜き作業が終わったら、背景を透明にしたまま画像として保存することができます。その他、「編集」機能で切り抜いた画像を修正したり、背景を追加したりすることができます。
基本的には無料で利用できますが、機能やダウンロードに制限があります。そのため、利用する前に、制限内容をきちんと確認しておいてください。
4. まとめ
AIを利用した画像切り抜きツールを利用すれば、画像をアップロードするだけでAIが自動で画像の切り抜きをすることが可能となっています。
この記事では、オンラインで利用できるAI画像切り抜きサイトを5つご紹介しました。
全て無料で利用できますが、実際に使ってみて、それぞれの機能や操作性、画像切り抜き精度、速度などを実感することをおすすめします。
さらに、画像の画質をさらに向上したい、または高画質しながら拡大したいなら、AI駆動の画像高画質化ソフト「Aiarty Image Enhancer」をおすすめします。
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Aiarty Image Enhancer - AIで効果的に画像を高画質化できるソフト
小さい画像をきれいに拡大したり、ぼやけた画像を鮮明化にしたり、複雑な手順はなく、AIによる自動的に画像高画質化することができます。画質を劣化させることなく、高速に解像度を大幅に向上させることができます。
この記事を書いた人:莉子
AI(人工知能)を活用したツールとその活用法等に関するコンテンツ制作を担当しています。読者目線で分かりやすいAI系の記事作りを心がけています。