写真から花の名前を調べる!Google レンズでの調べ方と植物図鑑アプリおすすめ!

道端で見つけた美しい花や、公園で咲き誇る珍しい花の名前が気になったことはありませんか?どこで調べればよいのか迷った経験があるかもしれません。
この記事では、写真から花の名前を調べる方法とおすすめ無料アプリを紹介します。誰もが写真一枚で、簡単に花の名前や詳細情報を調べられます!
- 使いやすい:初心者向けに開発されたため、めっちゃ使いやすい。
- 効果的:精度の高いAIで、画像を劇的に高画質にすることが可能。
- 効率性:最大100枚の画像を同時に処理、効率性の向上を実現。
- 無料:すべての機能が無料で利用できます。
写真から花の名前を調べる方法1、Googleレンズを使う

Google lens(Googleレンズ)は、カメラで撮影した画像や身の回りにあるものを検索して情報を調べることができる無料のアプリです。撮影するか、既存の花の画像をアップロードするだけで、Googleレンズでその花の名前や関連情報をすぐに表示できます。もちろん、花以外の画像も簡単に検索できるため、さまざまな用途で活用できます。
また、Google レンズは専用のGoogle レンズアプリだけでなく、Google アプリ、Google Chrome、Google フォトからも利用できます。
Googleレンズで写真から花の名前を調べる手順:
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STEP.1
スマホでGoogleレンズ公式アプリを起動します。(または、Googleアプリを開き、検索ウィンドウの右端にあるカメラのアイコンをタップすると、Googleレンズが起動します。)
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STEP.2
花が写っている写真を選択または撮影します。
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STEP.3
Googleレンズは自動的に画像を解析します。しばらく待つと、複数の候補が表示された場合は、一番近いものをタップして詳細をご覧ください。
写真から花の名前を調べる方法2、植物図鑑アプリを使う
植物に特化したアプリを使うことで、より精度の高い花の名前を調べることができます。これらのアプリは、植物のデータベースを持っており、画像認識技術を使って花の種類を特定します。
代表的な植物図鑑アプリは以下の通りです。
@ 花手帖 プランティー:自分だけの花手帖

- 開発元:PLUS CORPORATION
- 対応OS:iOS / Android
- 価格:無料(アプリ内課金あり)
- 言語:日本語
「花手帖 プランティー」は、花の名前を調べるだけでなく、育て方や季節ごとの管理方法など、植物の育成に役立つ情報が充実したアプリです。アプリのカメラ機能を使って約750種の花を解析でき、図鑑には3500種の花を掲載しています。さらに、撮影した花の写真は「マイメモリー」に保存可能で、「みんなの庭」機能を通じて他のユーザーと共有しながら、花や植物に関する知識を深め、交流を楽しむこともできます。
A ハナノナ:日本の花に特化

- 開発元:NTT
- 対応OS:iOS / Android / Webブラウザ
- 価格:無料
- 言語:日本語
千葉工業大学が開発したアプリで、ARカメラを使って花の名前を調べることができます。オフラインでも使用でき、判定できる花の種類は770種類です。日本の花に特化しているため、国内で見かける花の識別精度が高いです。園内や散歩中に出会う花の名前を簡単に調べられるため、初心者からガーデニング愛好家まで幅広く活用できます。
B PictureThis:高精度な植物識別

- 開発元:Glority LLC
- 対応OS:iOS / Android
- 価格:無料版あり / 有料版(プレミアム機能)
- 言語:多言語対応(日本語含む)
PictureThisは、AIを活用した高精度な植物識別アプリで、世界中の40万種以上の植物を98%以上の精度で識別します。撮影した花の名前はもちろん、育て方や、水やり・日照管理のアドバイスも表示され、植物を分類し、管理する機能もあるため、園芸や自然観察をする人にとって非常に便利なツールです。
C 花しらべ 花認識/花検索:花の名前が簡単にわかる

- 開発元:Aoi Kanda
- 対応OS:iOS
- 価格:有料
- 言語:日本語
「花しらべ 花認識/花検索」は、花の名前や詳細情報を簡単に調べられるiPhone/iPadアプリです。調べた花を「お気に入り登録」して、自分だけの花図鑑として活用できる点が特徴です。また、インターネット接続なしでも、あらかじめダウンロードした花の情報から確認可能です。
D PlantSnap:世界中の植物対応

- 開発元:PlantSnap, Inc.
- 対応OS:iOS / Android/ Webブラウザ
- 価格:無料版(機能制限あり) / 有料版あり
- 言語:多言語対応(日本語含む)
PlantSnapは、世界中の植物を識別できるグローバル対応のAI植物認識アプリです。花、木、多肉植物、キノコ、サボテンなど、60万種類以上の植物を即座に識別できます。アプリを使って写真を撮るだけで、その植物に関するすべての情報をデータベースから確認できます。さらに、37言語に翻訳されており、200カ国以上で利用されています。
E PlantNet:学術的な植物データベース

- 開発元:CIRAD / INRIA / INRAE などのフランスの研究機関
- 対応OS:iOS / Android
- 価格:無料
- 言語:多言語対応(日本語含む)
PlantNetは、科学的な植物研究プロジェクトの一環として開発された、無料で利用できる植物識別アプリです。画像認識技術を活用し、スマホで撮影した花の写真から即座にその名前や詳細なデータを得られます。世界中の植物データを蓄積し、研究者や専門家など、幅広く利用しています。
F GreenSnap:SNS共有が便利

- 開発元:GreenSnap, Inc.
- 対応OS:iOS / Android / Webブラウザ
- 価格:無料(アプリ内課金あり)
- 言語:日本語
GreenSnapは、植物の識別だけでなく、園芸やガーデニング愛好家向けのSNS機能も備えたアプリです。写真1枚で花や植物の名前を調べられるだけでなく、育て方やお手入れ方法の情報も得られます。さらに、植物の写真を投稿したり、他のユーザーと交流しながら植物の成長記録を共有できる点が特徴です。
まとめ:花認識の精度を上げるには?
花の名前を調べる際に上記の方法を試しても満足のいく結果が得られない場合、原因は撮影した写真にある可能性があります。
写真から花を調べるアプリ・サービスは、画像認識AIを活用するため、花認識の精度は、入力画像の解像度や鮮明度に大きく依存します。低解像度やノイズの多い画像では、花の微細な特徴(花弁の形状、色のグラデーション、テクスチャなど)がうまく捉えられず、誤認識が起こりやすくなります。
そこで、AI画像高画質化ソフト(例:Aiarty Image Enhancer)を使うと、画像の解像度を上げつつ、ノイズ除去やシャープネスを改善できるため、花のディテールがより明瞭になります。これによって、花の特徴を正確に抽出でき、識別精度の向上が期待されます。


この記事を書いた人:ひまり
画像処理などの記事作成を担当。現在はAI(人工知能)の分野を中心に、読者の方に向けて丁寧でわかりやすい内容を意識して執筆に努めます。