【最新】AIイラストが生成できるアプリおすすめ〜無料・有料をそれぞれ紹介!
近ごろ話題のAIイラスト生成。その名の通り、AIイラストとは、AIが作ったイラストのことを指します。ユーザーはテキストを入力したり、写真をアップロードしたりすることで、AIが自分の思い通りのイラストを生成することができます。
この記事では、AIイラストが生成できるアプリ、及び選び方などについて紹介します。これらのアプリを利用して、特別な絵心や技術を必要とせず、自分のアイデアや想像を視覚化することができます。
AIイラストが生成できるアプリおすすめ(無料)
まずは、AIイラスト・画像が自動生成できる無料アプリを紹介していきます。
AIイラスト AnimeJourney
- 対応OSiOS 11.0以降
- 生成方法Text to Image
- 無料画像生成無制限
- 1回で生成される枚数1枚
- プロンプト日本語/英語可
- ネガティブプロンプト〇
- サイズ指定〇
- 商用利用不明
- アカウント登録不要
AnimeJourneyは無料で使えるAIイラスト生成アプリとしては圧倒的に扱いやすいです。衣装やポーズ、背景などのプリセットがいくつか用意されているので、プロンプトを書かずともある程度のものは生成できます。
また、「Strength」や「Chg scale」、「ステップ数」などのパラメーターを調整することで、イメージに近づけるイラストを生成することが容易です。例えば、Strengthの値を小さくするほど元の画像を保持した生成やすいですが、なるべくプロンプトに沿ったイラストを生成したいならChg scaleの値を大きくしてください。
基本無料でほとんどの機能を利用できますが、有料版に加入すると、画像作成中に広告が消え、768pxの画像を最大ステップ数(描画量)50で作成できるようになります。
- メリット
- 無料でも生成回数に制限がない
- アニメ系のイラストに強い
- パラメータの調整でイメージに近づけるイラストを生成できる
- イメージしているポーズを自由に指定可能
- 画像変換の機能も備わっている
- デメリット
- iOS版しか対応していない
- アートスタイルが比較的に少ない
- 1枚生成する度に30秒程度の動画広告が流れる
WOMBO Dream
- 対応OSiOS 15.0以降;Android 7.1 以上
- 生成方法Text to Image/Image to Image
- 無料画像生成無制限
- 1回で生成される枚数無料1枚(有料4枚)
- プロンプト日本語/英語可
- ネガティブプロンプト×
- サイズ指定〇
- 商用利用可能
- アカウント登録必要
WOMBO Dreamは、AI技術を活用して、イラストを自動生成するアプリです。キーワードや短いフレーズを入力して、好きなアートスタイルを選択するだけで、数秒で素晴らしい画像を生成できます。アプリの最大の特徴は、豊富なアートスタイル(無料61種;有料84種)が用意されていることです。そのため、ユーザーは自分の好みや作成したいイメージに合わせてスタイルを選択できます。
WOMBO Dreamは生成された作品は無料でダウンロードが可能で、個人のブログやSNSでの共有、プリントアウトしてのデコレーションとしても活用できます。
- メリット
- 高品質・高精度のイラストを簡単に作成
- 無料でも生成回数に制限がない
- 多様なアートスタイルが提供する
- 生成過程を動画にしてダウンロードできる(有料のみ)
- デメリット
- アプリ内の説明は全て英語で表示されている
- 日本語で入力してうまく画像が生成されないことが多い
- 無料版には透かしが入っている
AI ピカソ
- 対応OSiOS 14.0以降;Android 5.0 以上
- 生成方法Text to Image/Image to Image
- 無料画像生成無制限
- 1回で生成される枚数1枚
- プロンプト日本語/英語可
- ネガティブプロンプト〇
- サイズ指定×
- 商用利用可能
- アカウント登録不要
AI ピカソ(Picasso)は日本発のAIお絵描きアプリです。
被写体の顔写真をベースとして、顔の特徴をそのままに、写実風のイラストが生成されます。もちろん、テキストから画像を生成できる機能も提供しています。テキストで入力して生成ボタンを押すだけで、簡単に画像を生成できます。スタイルも参考画像も指定することができます。
イラストのフリー素材でおなじみの「いらすとや」とコラボしている点は、AIピカソの最大のメリットです。さらに、イラストを生成する際、プロンプトを自由に入力するか、おすすめのプロンプトやキーワードを選択することができます。そのため、初心者でも簡単に高クオリティなAIイラストを生成できます。
- メリット
- テキストと画像の両方から生成可能
- 「いらすとや」風の画像が生成できる
- 生成モデルがいくつか用意されており
- AIアバター/AIプロフィール、AI動画生成などの機能も充実している(有料のみ)
- デメリット
- 作れる画像のサイズは正方形だけで、変更不可
- 日本語で入力してうまく画像が生成されないことが多い
- アートスタイルが比較的少ない
- 無料版では広告を見る必要がある
画像生成AI
- 対応OSiOS 13.0以降;Android 5.0 以上
- 生成方法Text to Image/Image to Image
- 無料画像生成無制限
- 1回で生成される枚数1枚
- プロンプト日本語/英語可
- ネガティブプロンプト〇
- サイズ指定〇
- 商用利用可能
- アカウント登録不要
画像生成AIは、UIが単純明快で、画像生成を始めたばかりの方でも使いやすいアプリです。すべての機能が無料で使えて、基本的には、プロンプトで画像生成するのですが、プロンプトと既存画像を組み合わせることも可能です。
このアプリも画像生成に関する設定(「Strength」や「Guidance Scale」など)を自由に調整することができます。また、生成画像と類似した画像を検索することも可能なので、オリジナリティーのある画像を作りたいときは参考にしてみるのも良いでしょう。
- メリット
- 無料でも生成回数に制限がない
- 細かく設定でイメージに近づける画像を生成可能
- デメリット
- 画風の選択肢はない(アニメ風のみ)
- 1枚生成する度に30秒程度の動画広告が流れる
AIイラストが生成できるアプリおすすめ(有料)
AIでイラストを自動生成できる有料アプリを2つ紹介します。
有料だといっても、無料で利用できる回数が提供しており、まずは無料から試してみてから有料アプリの購入を検討してください。
Meitu
- 対応OSiOS 13.0以降;Android 8.0 以上
- 生成方法Text to Image/Image to Image
- 無料画像生成可能/1日3回まで
- 1回で生成される枚数3〜5枚
- プロンプト日本語/英語可
- ネガティブプロンプト×
- サイズ指定〇
- 商用利用不可
- アカウント登録一部機能の利用で必要
Meituは、写真編集とビデオ製作に特化したスマホアプリです。様々なフィルターや美顔機能で、使用者の写真を独特なアートワークに変えることができます。
最近では流行のAI機能も追加され、高品質なAI画像やAIイラストの生成が可能です。その中で、AIイラストの作成機能は1日3回まで無料で使うことが可能です(イラストを画像で生成する場合は15枚、テキストで生成する場合は12枚が上限です)。AIアニメ、スマートお絵描き、AI似顔絵、AI塗り絵など機能は有料になります。
Meituは充実したフィルターとエフェクト、AI機能など、多様なニーズに応える幅広い機能が好評です。
- メリット
- 撮影から編集まで一つのアプリで完成できる
- 数多くの画風でイラストが生成できる
- AI機能に加えて、画像&動画編集に関する機能を充実している
- デメリット
- 無料で生成したイラストの数に制限あり
- 広告が頻繁に表示される
- 日本語プロンプトでイメージ通りの画像が生成されない場合がある
UniDream
- 対応OSiOS 12.0以降
- 生成方法Text to Image/Image to Image
- 無料画像生成可能/3回まで
- 1回で生成される枚数1枚(有料4枚)
- プロンプト日本語/英語可
- ネガティブプロンプト×
- サイズ指定〇
- 商用利用不明
- アカウント登録必要
UniDream は、テキストからアート、AI プロフィール/アバター/クリエーター、アニメーション画像または動画を提供する AI アートジェネレーターです。無料だと1日に加工できる枚数が限られますが、精度が高く、機能がかなり豊富のが特徴です。
アニメや実写、3Dなどの一般的なアートスタイルを提供するだけでなく、ポール・セザンヌやパブロ・ピカソといった画家風のスタイルも搭載しています。
注目されている機能の一つに「発生器」があります。これはどういうプロンプトを入力したら良いか分からない人向けに、項目を選択していくことによりプロンプトを生成してくれるものです。
- メリット
- 加工や生成したイラストの修正など機能が多くあり
- 「マスクされた部分を再描画」という機能で細部調整ができる
- 生成スピードの選択が可能(無料は普通しか選べない)
- 最新バージョンではAI画像拡張機能が導入されている
- デメリット
- 無料では3枚までしか作れない
- 機能が多い一方で、使い方は少々難しい
- Android版は配信が停止されている
イラスト生成ができるAIアプリの選び方
ご覧の通り、市場ではイラストが生成できるAIアプリが幅広く配信されています。
無料でも使えるのか/有料版しかないのか、テキストからイラスト生成ができるのか/画像をアップロードして新たに画像を作成できるのかなど、機能と特徴が様々です。
というわけで、「どのAIイラストアプリを選べばいいのかわからない」という方へ、選び方を紹介します。
- 1アートスタイルのバリエーション
- 一つのアプリが提供するアートスタイル(画風)の種類や多様性は、自分が表現したいイメージを実現できるかどうかに大きく影響します。特定のスタイルを求めている場合、それがアプリに含まれているかどうかを確認しましょう。
- アートスタイル:アニメ、CG、3D、ファンタジー、水彩画、鉛筆描きのスケッチ、塗り絵など
- 2使いやすさ
- アプリの使いやすさも考慮すべきポイントです。直感的に操作でき、わかりやすい説明が付いているアプリを選ぶことは、時間とストレスを節約する上で役立ちます。
- また、AIイラストアプリの中には海外企業が提供しているものもあり、日本語非対応のツールも数多く存在します。日本語に対応していないと、英語が苦手なユーザーにとっては使い勝手が悪くなります。そのため、利用前に公式サイト等で確認するようにしましょう。
- 3出力画像の品質
- 通常、出力画像の品質は使用するAIモデル、トレーニングデータ、入力するプロンプトの明確さに依存します。しかし、無料版では低解像度の画像しかダウンロードできないなど、アプリケーションによっては制限がある。
- 元の画質を維持したまま、またはよりきれいで高品質のイラスト・画像を保存するには、以下の2つのことを試してください。
- 高品質に関するプロンプトを入力する
- Masterpiece(傑作)
best quality(最高品質)
High Quality(高品質)
Detailed(細部に描写)
4k/8k… - 保存されたイラストを高画質にする
-
Aiarty Image Enhancer - 生成された画像を一瞬で高画質化する
AIテクノロジーを採用して、インテリジェント的に動画の手ブレ、ノイズを解析し、簡単に画質を強化、ディテールを補正できます。古い写真やぼやけた写真、荒い画質の写真、二次元画像などの高画質化に対応しています。
- 4無料か有料
- 有料の機能が必要か、無料版だけで十分かを考えることも大切です。
- 無料で利用できるアプリでも、どこまで無料で利用できるかはアプリごとに異なります。たとえば、無料版では1日に1〜3回しか生成できない、保存した画像に透かしがある、広告が表示される、一部の機能が利用できないなど、いろいろな制限があります。最初からかかる費用や無料条件を確認する方がいいと思います。
これらのポイントを踏まえて、自分のニーズや目的に最もマッチするAIイラストアプリを選びましょう。
この記事を書いた人:ひまり
画像処理などの記事作成を担当。現在はAI(人工知能)の分野を中心に、読者の方に向けて丁寧でわかりやすい内容を意識して執筆に努めます。