【コピペでOK】Stable Diffusionで使えるネガティブプロンプト一覧!使い方や入力コツも紹介

Stable Diffusionで画像を生成する際に、ネガティブプロンプトをうまく活用することで不要な要素を排除し、よりクオリティの高い画像を思い通りに作り出すことができます。
今回は、Stable Diffusionで使えるネガティブプロンプトの基本から使い方、コピペで使えるStable Diffusionネガティブプロンプト一覧までを紹介しました。これからStable Diffusionを始めたい方や、もっと効果的に使いたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
Aiarty Image Enhancer:Stable Diffusion画像を一瞬で高精細・高品質へ
-
Aiarty Image Enhancerを使えば、ワンクリックで生成画像を驚くほど鮮明に。細部までリアルに再現し、より高い品質の画像が生成されます。
Stable Diffusionネガティブプロンプトとは
ネガティブプロンプト(Negative Prompt)とは、その名の通り「否定的な指示」を意味します。Stable Diffusionの画像生成において、生成される画像から望ましくない要素を抑制するための仕組みです。
- ネガティブプロンプト例:
- nsfw, blurry, bad anatomy, extra fingers, low quality
例えば、Stable Diffusionでリアルな人物写真を作成する場合は、通常のプロンプトだけでは、「指が6本になる」「顔が崩れる」「画像がぼやける」といった不自然な結果が出ることがあります。
そんなときに役立つのがネガティブプロンプトです。画像に含めたくないものをネガティブプロンプで明示的指定することで、より意図に近い画像を生成しやすくなります。
Stable Diffusionネガティブプロンプトの使い方

Stable Diffusionでは、通常のプロンプト入力欄の下に、「Negative prompt」と書かれた入力欄が用意されています。ここに不要な要素をカンマ区切りでテキストとして入力することで画像から取り除くことができます。
たとえば、フォトリアル系の少女写真を生成する場合、通常のプロンプトに加えてネガティブプロンプトでアニメ風の要素や人体の崩れを防ぐ指示を入力します。
- プロンプト:
- (8k, RAW photo, best quality, masterpiece:1.2), (realistic, photo-realistic:1.4),A 20-year-old girl on a beach, wearing dress, smile, upper body, her hair gently blowing in the breeze, closeup, (perfect skin)
- ネガティブプロンプト:
- NSFW,(worst quality:2),(low quality:2), bad hands, normal quality, ((watermark)), bad anatomy, deformed face, freckles, skindentation, malformed hands

Stable Diffusionネガティブプロンプトを使いこなすためのコツ
Stable Diffusionネガティブプロンプトでただキーワードを羅列するだけでは最大限の効果は発揮できません。Stable Diffusionネガティブプロンプトを使いこなして、より理想に近い画像を生成するためには、以下3つのコツも意識してみてください。
品質に関するキーワードを先に書く
一般的には、プロンプトの前に書かれたキーワードが特に重視される傾向があります。
そのため、ネガティブプロンプトの先頭にworst qualityやblurryなどの品質に関するキーワードを置くことで、生成される画像のぼやけや崩れを防ぎ、より高画質に仕上げることができます。
強調したいワードに重みをつける
Stable Diffusionネガティブプロンプトでは、キーワードを括弧()で囲むことで強調することができます。さらにキーワードの後ろに数値を付けると、強調の度合いを細かく調整することができます。数値が高いほど重みが増し、抑制効果が強くなります。
例えば: (extra fingers:1.3) → 余分な指の生成を通常より強く抑制
使いすぎないようにする
Stable Diffusionネガティブプロンプトを一気に入れすぎると、逆に画像の生成が不自然になったり、細部がぼやけたり、画像全体が崩れてしまうことがあります。効果を確認しながら徐々に修正や補足を加えてプロンプトを調整していくことが大切です。
Stable Diffusionで使えるネガティブプロンプト一覧
ここからは、Stable Diffusionで使えるネガティブプロンプトをジャンル別にまとめて紹介します。
どれもコピペでそのまま使えるものばかりなので、初心者の方でもすぐに理想に近い画像を生成できるようになるでしょう。
品質のネガティブプロンプト
Stable Diffusionで画質の悪い画像の生成を防ぐのに使えるネガティブプロンプトは、以下の通りです。
- worst quality:最低品質
- low quality:低品質
- normal quality:通常の品質
- lowres:低解像度
- nsfw:アダルト要素を防ぐ
- pixelated:ピクセル化
- jpeg artifacts:jpeg圧縮によるアーティファクト
- blurry:ぼやけた
- noisy:ざらつきや乱れが多い
- bad composition:悪い構図
- bad art:下手なアート
- out of focus:ピントが合っていない
- poorly drawn:下手に描かれた絵
- monochrome:モノクロ
- underexposed:露出不足
- bad lighting:悪い照明
品質に関するネガティブプロンプトを使っても、Stable Diffusionだけで必ずしも思い通りのクオリティが得られない場合があります。そんなときは、Aiarty Image Enhancerと併用することで、より精細で迫力のある作品に仕上げることができます。
-
AI画像高画質化に特化したアプリ: Aiarty Image Enhancer
対応環境:Windows・Mac
使いやすさ:★★★★★
Aiarty Image Enhancerは、最先端のAI技術を搭載した高画質化ソフトです。生成画像の解像度を最大32Kまで向上させながら、細部やテクスチャを自然に補完し、印刷に必要なクオリティにまで引き上げることも可能です。また、ノイズやぼやけ、モザイクも自動的に行えてくれます。
そのため、Stable Diffusionで高解像度の画像を生成したい場合は、Aiarty Image Enhanceを活用すれば、あなたの作品のクオリティを大幅に向上させるでしょう。

Stable Diffusion フォトリアル系のネガティブプロンプト
Stable Diffusionでフォトリアル・実写系の生成に使えるネガティブプロンプトは以下の通りです。
- 3d:3D
- cartoon:カートゥーン
- comic:コミック
- anime:アニメ
- drawing:ドローイング
- painting:絵画
- illustration:イラストレーション
- doll:人形
- unreal:アンリアル
- fantasy:ファンタジー

Stable Diffusionで使えるリアル系生成のプロンプト(呪文)一覧!呪文入力のコツも紹介
Stable Diffusionでリアルな画像を生成できるおすすめの呪文一覧や具体的な活用例、効果的なプロンプトを入力する時のコツを紹介しています。Stable Diffusionで思い通りの実写系写真やリアルな画像を作成したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
Stable Diffusion アニメ系のネガティブプロンプト
Stable Diffusionでアニメ系の生成に使えるネガティブプロンプトは以下の通りです。
- photograph:写真
- RAW photo:RWA写真
- realistic:実写的
- Photorealistic:写真のようにリアルな
- Ultra realistic:超リアル
- real life:現実
- depth of field:被写界深度

Stable Diffusionで立ち絵を生成する方法を詳しく紹介します。また基本の立ち絵をベースに、服装、表情それぞれの差分作成のテニックやStable Diffusionで立ち絵生成ための呪文もまとめ。
Stable Diffusion 顔のネガティブプロンプト
Stable Diffusionで顔の歪みや、目・鼻などの奇形を防ぐのに使えるネガティブプロンプトは、以下の通りです。
- bad face:悪い顔
- ugly face:醜い顔
- poorly drawn face:下手に描かれた顔
- mutated face:変異した顔
- deformed face:形が歪んだ顔
- fused face:溶けたような顔
- cloned face:クローン顔
- extra eyes:余分な目
- asymmetric eyes:左右の目が非対称
- bad eyes:悪い目
- big mouth:大きな口
- cross-eyed:斜視(寄り目)
- scars on face:顔の傷跡
- age spot:シミ
- unrealistic skin texture:非現実的な肌の質感
Stable Diffusion 手、足のネガティブプロンプト
Stable Diffusionで手足の欠損や崩れを防ぐのに使えるネガティブプロンプトは、以下の通りです。
- extra fingers/arms/hand:余分な指/腕/手
- too many fingers:指が多すぎる
- missing fingers/legs:指/足の損失
- liquid fingers:溶けた指
- deformed hand/feet:変形した手/足
- mutated hands:変形した手
- bad hand:不自然な手
- broken wrist:骨折した手首
- malformed limbs:奇形の四肢
- floating limbs:浮いている四肢

Stable Diffusionに手の修正のために複数の機能が用意して、さまざまな場合にも相応しい方法があります。これからStable Diffusionで手や指を修正する方法を厳選してご紹介しましょう。
Stable Diffusion 体のネガティブプロンプト
Stable Diffusionで人物を生成する際に起こりやすい体の奇形や不自然な構造を防ぐのに使えるネガティブプロンプトは、以下の通りです。
- bad anatomy:変な人体構造
- bad proportions:悪いプロポーション
- disproportionate body:不釣り合いな体型
- bad body perspective:不自然な姿勢
- deformed body:変形した身体
- long body:長い体
- long neck:長い首
- extra body:余分な体
- unnatural body:不自然な体
- disfigured:変形した
- cropped:切り取られた
- amputee:切断者
- hairy:毛深い

人物の体型に関連するプロンプトをまとめて紹介します。また、プロンプト入力時のポイントや、実際にStable Diffusionを使って違い体型の人物画像の作り方も紹介します。
Stable Diffusion テキストのネガティブプロンプト
Stable Diffusionで画像内に出る文字やロゴ、透かしなどを防ぐのに使えるネガティブプロンプトは、以下の通りです。
- text:文字、テキスト
- watermark:透かし(ウォーターマーク)
- logo:ロゴ
- title:タイトル
- signature:署名(サイン)
- artist name:アーティスト名
- username:ユーザー名
- subtitles:字幕
- stamp:スタンプ
- date:日付
- header:ヘッダー
- footer:フッター

この記事を書いた人:かほ
画像補正や写真加工を中心に、最新のAIソリューションやソフトウェアなどに関する役立つ情報をタイムリーにお届けします。